冷凍餃子は、手軽で美味しい反面、フライパンに餃子が張り付く問題に悩む人も少なくない。このほど食品メーカー・味の素は、研究・開発の一環として、消費者から「張り付くフライパン」を募集。その結果、1000個以上の張り付くフライパンが寄せられるという反響を呼んだ。
1,000個以上のフライパンをお届けいただきました!これから1つのずつ開封して、研究所に送ります。
— 味の素冷凍食品【公式】 (@ff_ajinomoto) June 19, 2023
本日いただいている個別のお問い合わせについてはこちらが片付き次第、随時お返事させていただきます💦
ご協力ありがとうございます! pic.twitter.com/6m75pfjV4n
ことの発端は、Twitter上のある投稿がきっかけ。とあるユーザーが「冷凍餃子がフライパンに張り付く」という問題を投稿した。それに、同社公式Twitterが反応し、「フライパンを提供いただき、研究・開発に活用したい」と返信したのだ。
突然のご連絡を申し訳ありません。
— 味の素冷凍食品【公式】 (@ff_ajinomoto) May 12, 2023
フライパンで弊社のギョーザを焼いたところ、張り付いてしまったとのツイートを拝見いたしました。
弊社は、誰でも失敗なく、羽根つきギョーザが焼き上がる感動をお届けすることを目指しております。 https://t.co/5IrCCRe4p6
そして後日、研究結果を公開するとともに、最適な調理方法を継続して研究するため、同様の事象が起きてしまうフライパンの提供を呼びかけていた。ちなみに研究のひとまずの成果としては、コーティングが剥がれたフライパンで調理をする場合は、「大さじ1程度の油をひく」または「弱火で10分蒸し焼きにする」と張り付きが改善したそうだ。
なお、この募集によって、味の素には全国から1000個以上もの「張り付くフライパン」が届いているとか。すべて同社の研究所に送るそうで、餃子がフライパンに張り付く問題の解決に向け、大きな一歩となりそうだ。これらのフライパンを用いた詳細な研究結果は、新製品開発の参考にもなるかもしれない。
ネット上では「すごい数ですね😳」「フライパンの博士号とれそうですね」「ひとつぐらいフライパンじゃなくて食べられるパンあったら草w」「プロ意識というか職人というかもうすごいっす!!尊敬!」などの声が寄せられた。