アップルやグーグルなどのプラットフォーマーに対し、アプリストアや決済手段の外部開放を求める議論が政府主導で進められており、最終報告書の案「モバイル・エコシステムに関する競争評価 最終報告」が先日公開された。それに続き、議論に対する意見を寄せる「パブリックコメント」(パブコメ)の募集が6月19日から始まった。
パブリックコメントの意見募集が始まったのは、デジタル庁の「e-gov パブリック・コメント」のWebサイト内にある「モバイル・エコシステムに関する競争評価 最終報告に対する意見募集について」のページ。今回の意見募集要項や、すでに発表された最終報告書を参照しながら、Webサイトのフォーム上で意見が寄せられる。募集期間は6月19日~8月18日17時15分まで。
今回のアプリストアや決済手段の外部開放の議論については、懸念すべき点が散見されるという声がSNSでも上がっている。このまま消費者が何も行動を起こさなければ、基本的に最終報告書に沿った内容で法制度の整備が進むことになる。選挙と同じく、国民が議論に参加しなければ何も変わらないので、「この点は疑問を感じる」といったちょっとした意見でもよいので積極的に寄せてみたい。