俳優の山田裕貴が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(毎週金曜22:00~)。23日放送の最終回を前に、宮崎真佐子プロデューサーが見どころを語った。
本作は、都心へと向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまい、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で、乗客たちが生き抜くためのサバイバル生活を繰り広げる物語。この電車に乗り合わせた乗客で、メディアでも活躍するカリスマ美容師・萱島直哉役を山田、正義感溢れる消防士・白浜優斗役を赤楚衛二、高校の体育教師・畑野紗枝役を上白石萌歌が演じている。
第9話では現代に戻ってきた乗客たちが地球滅亡を阻止するために働きかけるが、ネットで事実とは異なる事が拡散されてしまう。そんな世の中に絶望する直哉(山田裕貴)や優斗(赤楚衛二)。そんな中、迫りくる地球滅亡のXデー。乗客たちは世界を救う事は出来るのか? 宮崎プロデューサーは「登場人物それぞれの集大成。乗客たちの絆が感じられる最終回」とコメントしている。
■最終回あらすじ
事実ではないことがネット上で拡散され、苦境に立たされる5号車の元乗客たち。原因不明の手の震えに苦しむ直哉(山田裕貴)や、あらぬ誹謗中傷で休職を余儀なくされた優斗(赤楚衛二)もまた、「こんな世界、もう終わればいい」と思うほどの絶望の淵にいた。しかしその頃、物理学教授の蓮見(間宮祥太朗)は、地球環境を激変させる小惑星の衝突について、新たな事実をつかんだようで…。そんな中、5号車のメンバーが集まる対策会議に連れてこられた直哉。そこには久々に顔を合わせる紗枝(上白石萌歌)の姿もあった。そして一同は、意を決した米澤(藤原丈一郎)の発案で一本の動画を公開することに。するとその動画をきっかけに、事態は思わぬ方向へと動き出していく。
■宮崎真佐子プロデューサーコメント
【見どころ1:乗客たちの絆】
「やれるだけやってみよう」第1話から度々出て来ている、この言葉。それぞれの登場人物がこの言葉を胸にして行動するような最終回になっていると思います。私たち一人一人でできることは小さいかもしれませんが、少しでも気持ちがあれば未来は変えられるかもしれないそんな想いを込めました。そして、約4カ月間のリアルにサバイバルな撮影を通して、生まれたキャストたちの濃い絆を感じられる最終回になっていると思います!
【見どころ2:直哉と優斗】
出会った当初は、正反対でぶつかり合っていた2人。9話まで見て頂いた方はもうお分かりかもしれませんが、実はこの2人はとても似たもの同士です。そしてお互いがお互いの足りない部分を補い合うような関係です。物語を考えていた当初から、この正反対のように見える直哉と優斗が最終回でどうなっていたいかは決めていました。人と人の出会いは時に人生をガラッといい方向に変えてしまう可能性がある。そんなことを感じられる最後の2人になっていると思います。
【見どころ3:直哉と紗枝】
最終回、今まで苦しんできた直哉に、紗枝がかける言葉があります。それは、今まで見てきた視聴者の方々も、もしかしたら直哉に言ってあげたいと思っていた言葉かもしれません。ペントレならではの直哉と紗枝の結末もぜひご期待ください!
今まで『ペンディングトレイン』を見て応援して来て頂いた方が、納得できるような最終回になれるように頑張りましたので、ぜひ最終回はリアルタイムでお楽しみ頂けると嬉しいです!
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