大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は21日、大阪・関西万博の開催に向け、中央線の列車接近メロディと発車メロディを新たに制作すると発表した。2024年度下期に変更を実施し、万博後もそのまま使用する。

  • 大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)が中央線の列車接近メロディと発車メロディを新たに制作(写真は中央線の新型車両400系)

現在、同社の各路線(長堀鶴見緑地線とニュートラムを除く)で使用している列車接近メロディは1989(平成元)年から、発車メロディは1990(平成2)年から順次導入したもので、今回が初めての変更になるという。

中央線は夢洲地区で開催される万博会場へ直接乗り入れる唯一の鉄道アクセスルートであり、万博開催期間中に多くの利用が予想されることから、「万博会場へ向かうお客さまにワクワクしていただけるメロディを導入することで大阪・関西万博を盛り上げるとともに、万博後もレガシーとして後世に残します」とのこと。

中央線全駅を対象にメロディを変更する予定。音環境分野の専門家や利用者の意見を取り入れ、「すべての人に聞きやすいオリジナルのメロディ」をめざすとしている。