「第二次米粉ブーム」がきているらしい。昨今の小麦価格の高騰もあって、米粉用米の需要量が右肩上がり。そんな折、Pascoこと敷島製パンが、米粉と豆をかけあわせた「国産豆と米粉入りブレッド」を7月1日から発売するという。ひと足お先にこの新作パンを味わう機会を頂いたので、お味のほどを紹介したい。

  • 試食したのは左から新作の「国産豆と米粉入りブレッド」とそのアレンジ、「罪なバターブレッド」、「旨みトマトのピザブレッド」

このほど新発売されるのは、「罪なバターブレッド」や「癖になるにんにくチーズブレッド」といったパンチのあるネーミングでもおなじみ、「ミニブレッド」シリーズの第5弾。今年2月に登場して以来、このシリーズの累計販売個数は150万個だというから、消費者の胃袋をガッツリと掴んでいることは間違いない。

  • こちらが新作、「国産豆と米粉入りブレッド」

新作の「国産豆と米粉入りブレッド」は、米粉と同じ“和”の素材である「豆」をかけ合わせている。豆×米の組み合わせといえば、赤飯や和菓子だが、実はパンとの相性も良いそうだ。素材も国産にこだわって、米粉は福井県産米「あきさかり」、小麦粉は国産小麦「ゆめちから」を使用。豆は北海道産の黒豆と金時豆の2種の「かのこ」を生地を練り込んで焼き上げている。それでは、いただきます。

  • しっとり・もっちり・ほっくり食感が楽しい

小麦粉と米粉の配合にこだわったというだけあって、パン生地は米粉ならではのもっちりとした食感に、小麦粉のしっとり感が絶妙にマッチ。そんな生地に練り込まれた「かのこ」のほっくりとした食感に、やさしい甘みが追いかけてくる。豆のおかげで“食べ出”があるというか、しっかり食べごたえがあるので、満足感も早めに得られる感じ。素朴でほっとする、飽きのこない味わいだ。

  • 超簡単アレンジ「ごまとはちみつのトースト」

そのままで食べても十分に美味しいのだが、Pascoイチオシの食べ方が、ごまとはちみつのトースト。超簡単なので紹介すると、トーストして、はちみつを全体にのばして、ゴマをふりかけたら完成だ。ねっとり甘くて香ばしい、小腹が空いたときにこれが出てきたら、永遠に食べ続けちゃいそう。

ちなみに、新作と同じタイミングで「罪なバターブレッド」と「旨みトマトのピザブレッド」の2商品もリニューアル。こちらはパッケージデザインの刷新と内容量の見直しとなる。「罪な~」はじゅわりと溶け出す背徳のバター、「旨みトマト~」はトマト×チーズ×バジルの最強布陣、そして新作は素朴でやさしい“和の三重奏”……と、個性が際立つ3商品は、それぞれ7月1日から発売となる。