女優の趣里が、この秋WOWOWにて放送・配信される連続ドラマ『東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-』で主演を務めることが21日、明らかになった。

  • 趣里

原作は中村淳彦の『東京貧困女子。彼女たちはなぜ躓いたのか』。離婚を機に復職し、経済誌の契約編集者になった主人公・雁矢摩子(趣里)が貧困女性たちの現実を取材しながら、自らの目線や体感を通して社会の矛盾や貧困問題の巧妙な仕組みを浮き彫りにしていく、ノンフィクションを題材にしたドラマとなっている。

趣里は「『東京貧困女子。』を初めて読んだ時、『知らない』じゃ済まされず、摩子という役を通して何かをしなければ、と本能的に感じました。とても難しいテーマでしたが、素敵なキャストのみなさまと、丁寧に時間を過ごせた気がしています。私自身、心に留めておかなければいけない現実と、これからも向き合っていきたいと思います。同時に、ドラマとして楽しんでいただけたら嬉しいです」と語っている。