BabyTech Awards 2023実行委員会は6月12日から、優れた子育てIT商品/サービス/育児家電を表彰するコンテスト「BabyTech Awards 2023」(以下 BTA2023)の応募受付を開始した。
BabyTech(ベビーテック/ベビテック)」は、主に妊活・妊娠期から未就学児までの子育てを支援する、IoT(モノのインターネット)やICT(情報通信技術)関連の製品・サービスの総称。「BabyTech Awards Japan」は、有識者による公正な審査により優れたBabyTech商品・サービスを表彰するもので、2019年から開催されている。
2023年度から、時事的課題に対応するため、一部の募集部門の中に小分類を設けた。「安全対策と見守り部門」に一般部門の他に専門分類「送迎用バス置き去り防止を支援する安全装置部門」、「保護者支援サービス部門」に一般部門の他に専門分類「男性育休支援部門」と「キャリア支援部門」を新設している。小分類を含めた合計12の部門は下記のとおり。
- 授乳と食事部門:子どもの授乳・食事に関するもの
- 子どもの学びと遊び部門:未就学児を対象の範囲に含める学び/遊びに関するもの
- 安全対策と見守り:事件事故や怪我等から未然に子どもを見守るもの/見守る人材や場所を提供するものを対象とする「一般部門」と、送迎バス車内の置き去り事故を防ぐための安全装置限定部門である「送迎用バス置き去り防止を支援する安全装置部門」に分かれる
- 妊活と妊娠部門:妊娠を望む人から妊娠中~産前産直後の母体とパートナー/環境に関するもの
- 健康・毎日のお世話部門:子どもの健康管理を目的としたもの
- 記念・記録・思い出部門:子どもと家族の成長や成果の記念、生活・活動記録に関するもの
- 保護者支援サービス:妊娠中~乳幼児の保護者を対象とし生活をサポートするものを対象とする「一般部門」、男性育休制度の策定や取得支援、育休中の男性を対象とする/男性育児休業を支援するものを対象とする「男性育休支援部門」、人的資本経営支援や妊娠中・育児中の保護者のキャリア支援を行うものを対象とする「キャリア支援部門」に分かれる
- 保育ICT部門:多人数の子どもを預かる保育施設向けのもの
- 育児家事向け家電部門:育児をしながら行う家事を効率化/省力化するもの
応募は8月25日に締め切り。一次/二次審査を経て、10月26日に受賞商品を発表する。11月21日/22日には東京都立産業貿易センター 浜松町館で開催する「保育博2023」内で大賞授賞式/受賞商品の展示を行う。
一次審査では、部門ごとに書類による審査で優秀な商品を選出する。一次審査を通過したベビーテック商品には、一次審査を通過した信頼できるベビーテック商品であることを示す「BabyTech Awards 2023 Qualified」の認定証が贈られる。
部門ごとの一次審査通過商品の中から、サンプル商品/アプリの試用、各商品のオンラインプレゼンテーションを経て行われる二次審査により、大賞・優秀賞を選出する。大賞は各部門1位の商品、優秀賞は部門2位・3位の商品に授与する。ただし部門ごとの応募数により、優秀賞の同率順位ランクイン数に変動がある場合もあるという。