21日と28日に放送されるNHKの講座番組『NHKアカデミア』(Eテレ 毎週水曜22:00~)では、睡眠学者の柳沢正史氏が2週にわたって“睡眠の謎”を解説する。
実は謎だらけという睡眠。柳沢氏は「本当に謎が深くて、ほとんど何ひとつ分かっていない。90分の倍数で起きると良いとかは誤解、脳の休息タイムというのも誤解」と例を挙げ、「自分の睡眠を知るのは睡眠をより良くする第一歩」と呼びかける。番組では、さらに最新研究で明らかになった睡眠不足の危険性や対処法も紹介する。
21日の前編「睡眠は誤解だらけ」に続いて、28日の後編は「“眠気”とは何か」をテーマに特集。なぜ長く起きていると眠くなるのか? そんな根本的な疑問を解き明かすため、柳沢氏は「仮説を立てない」という独自の研究手法を確立。ついにその手掛かりを発見した。