AlbaLinkは6月20日、「家の購入・引越しで取り入れた風水に関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月19日~24日、家の購入や引越しの経験がある男女500人(女性282人/男性218人)を対象にインターネットで行われた。
「家の購入や引越しの際に風水を気にしましたか?」と質問したところ、「とても気にした」はわずか4.0%。「多少気にした」(21.8%)と合わせても3割にも満たなかったが、男女別にみると、男性21.6%、女性31.5%と女性の方が10%ほど高いよう。
風水を気にする理由については、「親がよく言っていたから」「聞いてしまったら気になった」「一生住むので、幸せな家にしたいと思っていたから」「鬼門については、精神的に配慮しないと気持ち悪い」といった声が。
一方、「風水を気にしなかった」人からは、「信じていないので」「風水よりも、間取りに合わせたレイアウトや自分の好みのインテリアにする方が、日々幸せな気持ちで生活できる」「会社からの距離や賃料を優先」「父が風水を気にしていたが、父に良いことがなかったので」といった声が寄せられた。
次に、実際にどのような風水を取り入れたかを教えてもらったところ、「間取り・部屋の向き」(45人)が1位に。具体的には、「鬼門・裏鬼門に水回りがない間取り」「鬼門の方角に玄関がこないようにした」「トイレが北東にないこと」など、あまり風水に興味がなくても、鬼門は気にするという人も多いよう。
続く2位は「置物の配置・種類」(43人)で、「鬼門とされる方角に観葉植物を置きました」「自分の部屋にサンキャッチャーをつるした」など、“置くといい”とされているものを取り入れる人も。
3位には「壁・インテリアの色」(32人)がランクイン。「居間のカーテンは安らぎのブルーに」「カーテンの色を方角によって変えた」など、カーテンの色で手軽に調整する人が目立ったほか、「家のまわりに風水で良いとされている色の花を、方角にあわせて植えています」という人も見受けられた。
以下、4位「家具の配置」「掃除や片づけ」、6位「鏡の位置」と続いた。