ハイセンスジャパンは、2021年夏に開始した「全国こども食堂応援プロジェクト」を、今年も展開する。

  • ハイセンス冷蔵庫 HR-G3601W

全国のこども食堂を支援する認定NPO法人全国こども食堂支援センター・“むすびえ”の調査によると、2022年12月時点で、こども食堂は全国で7,000カ所を超えている。こども食堂の課題の一つとして「冷蔵庫の容量」があるが、冷蔵庫を買い足す経済的余裕がなく、食材を多く保存したくても現有の冷蔵庫だけでしか運用できないという課題もあるという。

この課題に向き合うため、ハイセンスジャパンは「全国こども食堂応援プロジェクト」において、自動製氷システムを搭載した360L冷蔵庫「HR-G3601W」の寄贈を行う。同プロジェクトでは今年、7月に中部地区、9月に北海道東北地区、11月に関東地区のこども食堂への家電製品の寄贈40台を予定している。

同プロジェクトはこれまでに全国支援として、2021年に九州地区/中四国地区、2022年に大阪地区でのべ83カ所のこども食堂へ冷蔵庫や大画面テレビ83台を寄贈してきた。今年度の40台の寄贈により、2021年からの通算で123台の寄贈となる計画とのこと。また製品配送においてSBS東芝ロジスティクスからの協力を得る。

  • こども食堂応援の仕組み

冷蔵庫の寄贈を受けた「三次いしだたみ子ども食堂」(広島県)は、「スタッフは大変喜んでおり、これで忙しい当日の朝に買い出しに行く事も、前日に準備した買い物を忘れて取りに帰ることもなくなります。これからも、子ども食堂の活動でいろいろと活用をさせていただきます」とコメントしている。

  • 広島県・三次いしだたみ子ども食堂に寄贈された冷蔵庫

また、こども地域食堂「水俣すまいる食堂」(熊本県)からは、「このような企画を始めて頂けることに、大変、驚くとともに感激しております。各家庭の諸事情や問題に寄り添う姿勢で取り組み、地域の皆様へのフードバンクや生活困窮者支援をしてきました。コロナにより、どんどん利用が増えて食材の保管に困っていた所、このような企画でスタッフ全員が喜んでいます」といった声が寄せられている。