歌手・俳優の加山雄三の魅力に迫るBSフジの特番『輝き続ける加山雄三』が、7月15日(21:00~)に放送される。
番組では、2022年の紅白歌合戦をもってコンサート活動を引退した加山の音楽史を改めて振り返り、今なお輝き続ける理由を深掘りしていく。それは同時に、いかにして日本の音楽シーンが変化していったのか、時代の流れと共にエンタテインメントにどのようなターニングポイントがあり、どのように新しい文化を築いていったのか、という日本の芸能・音楽史そのものに迫ることでもあった。
50年代後半に誕生した日劇ウエスタンカーニバルなど、音楽史を語る上では欠かせない多岐にわたる出来事を、加山の活動とともにひも解いていく。
加山本人が、コンサート活動引退後、テレビ初のロングインタビューに登場。デビューから現在までの歩みの中で、ターニングポイントとなった時代や出来事を改めて振り返る。映画『椿三十郎』に出演した際、「役者って大変なんだな」と身に染みて思ったという三船敏郎、仲代達矢の豪快エピソードや、エルヴィス・プレスリーとの交流など、普段は聞くことができない貴重な体験や経験談を語るほか、音楽を始めるきっかけとなったピアノとの出会い、後押ししてくれた父への感謝など、音楽活動に関する様々な思い、そして、これからのことについても語る。
そして、仲代達矢も登場し、盟友・加山について語る。仲代は加山より5歳年上で、デビューも早い。同じ時代を生き、長く活躍していて、お互いの舞台・コンサートを観にいくという仲代が、加山との出会いや今日までの親交を語る。コンサートからの引退を宣言した加山へ、仲代が送る愛にあふれたメッセージとは。
番組では、コンサートの模様はもちろん、映画『若大将』シリーズなど、貴重な映像や写真も放送。“加山雄三”をリスペクトするアーティスト・俳優といった著名人が、それぞれの思い出や貴重な体験エピソードを語るコーナーも交えて、芸能生活60年、その多岐にわたる活躍、代表作を振り返る。