海外留学サービス「スマ留」を展開するリアブロードは6月20日、2023年の夏休み留学動向に関する調査の結果を発表した。調査は1月~6月15日にスマ留の無料カウンセリング予約をした人を対象に、予約時に回答した渡航希望時期で集計した。

  • 留学希望時期「スマ留」調べ

同調査によると、2023年8月出発での留学希望者数は前年同月比175%まで回復。同調査では「各国の入国制限緩和や日本政府の水際対策の緩和により、コロナ禍で留学を我慢していた方が再度留学を検討する『リベンジ留学』の動きが引き続き見受けられている」と分析している。

次に、2023年夏休みの留学先ランキングをみると、1位に選ばれたのは「オーストラリア」。「オーストラリアは年間を通して穏やかな気候であることや、世界トップレベルの治安が良いとされていることから、英語初心者~上級者まで幅広い方に人気の国」(同調査)となっているほか、他国よりもワーキングホリデービザが取得しやすいため、同制度の希望者が多い傾向もみられるという。

2位は「カナダ」。留学制度が整っていることや、英語のなまりが少なく綺麗な発音を学べる点から、ワーキングホリデーや長期の語学留学で英語を学びたいという人が多いとのこと。

3位は「フィリピン」、4位は「マルタ」と、夏がピークシーズンで、欧米より圧倒的に費用を抑えて留学を実現できる2カ国がランクイン。次いで5位は「アメリカ」となった。

  • 2023年夏休みの留学先ランキングTOP5「スマ留」調べ