エレコムは6月20日、整形外科医と共同開発した“握らないマウス”「EX-G」シリーズの新版を発表した。本体形状を改良して手首や指への負担を軽減したほか、カチカチ音のしないスイッチを採用して静粛性を高めた。
ラインナップは、接続方法が有線、2.4GHz無線(レシーバー付き)、Bluetoothの3種類。それぞれ、SサイズとMサイズの2モデルを用意する。カラーバリエーションは、ブラック、ブルー、ホワイトの3色で合計18モデル。発売は6月下旬。店頭予想価格は以下の通り。
- 有線接続:Mサイズ:3,380円 / Sサイズ:3,280円
- 2.4GHz無線接続:Mサイズ4,280円 / Sサイズ:4,180円
- Bluetooth接続:Mサイズ4,780円 / Sサイズ:4,679円
習志野台整形外科内科の宮川一郎院長の協力を受け共同開発した「握らないマウス」。手首を動かす「腕橈骨筋」と指を動かす「総指伸筋」に着目し、本体の形状をマウスを動かす手の筋肉に最適な角度にした。これにより、手を自然に乗せるだけで使え、手首と指への負担を抑えられる。
ボタン数は5で、左右ボタンはカチカチ音がしないパナソニック製の静音スイッチを採用。耐久性も高く、抗菌加工を施すことでマウス表面に付着した菌の繁殖も抑えてくれる。本体は角がなく、つなぎぎ目を感じさせない柔らかな造形で、各ボタンへもアクセスしやすい。
センサーはBlueLEDセンサーを内蔵。ボタンの機能を自由に割り当てられるソフトウエア「エレコムマウスアシスタント」も無料でダウンロード提供する。手のサイズとモデルとの目安は、Sサイズが中指の先端から手のひらの下までの長さが165mm以下、Mサイズが165~180mmの長さを推奨している。
今後のラインナップ展開として、右手用のLサイズ / XL サイズを7月に発売。左手専用モデルや、シリーズ最高の機能性を持つ「EX-G PRO」マウスも追加する予定。