サムスン、フラッグシップ初のSIMフリー版「Galaxy S23 Ultra」を7月6日発売

サムスン電子ジャパンは6月20日、同社スマートフォンのフラッグシップ機「Galaxy S23 Ultra」のSIMフリー版（オープンマーケット向け商品）を7月6日に発売すると発表した。ストレージ容量は1TBで、価格は253,440円。販売はSamsungオンラインショップ限定で、発表と同時に事前購入手続きを開始している。

「Galaxy」シリーズでは2022年4月にミドルレンジクラスの「Galaxy M23 5G」がシリーズ初の国内SIMフリーモデルとして発売になっているが、フラッグシップ機でも満を持してのSIMフリーモデル投入ということになる。

Galaxy S23 Ultra SIMフリー版

「Galaxy S23 Ultra」は、2023年2月にグローバル発表され、2023年4月に国内発表・国内発売となった「Galaxy」スマートフォンの最新フラッグシップモデル。CPUにはSnapdragon 8 Gen 2をGalaxy向けに最適化したというSnapdragon 8 Gen 2 Mobile Platform for Galaxyを搭載。超広角／広角／望遠（光学3倍）／望遠（光学10倍）という四眼構成のカメラで、メインの広角カメラには約2億画素の超高精細センサーを採用。専用の「Sペン」も同梱される。

「Galaxy S23 Ultra」製品特徴

キャリア版はNTTドコモ／auの2社が取り扱っている。NTTドコモはストレージ256GBの通常モデルとオンラインショップ限定の512GBモデル、auは256GBモデル／512GBモデルが店頭販売され、それにオンライン限定の1TBモデルという組み合わせになっている。

このたび発表されたSIMフリー版は、ストレージ容量1TBのワンモデル。カラーもクリーム一色で、キャリア版で選択可能なグリーン／ファントムブラック、およびグローバル版で設定されていたラベンダーの販売はない。背面には「SAMSUNG」ロゴとIMEI（識別番号）のみを配したシンプルなデザインとなっている。

カラーはクリーム1色。背面は「SAMSUNG」ロゴとIMEIのみとシンプル
ストレージは1TBのみ

SIMフリー版とはいえ、おサイフケータイ／マイナンバーカード／スマホ用電子証明書に対応するなど、日本市場向けの機能も搭載。SIMはnanoSIM＋eSIMでデュアルSIMにも対応する。2022年4月に開始されたメーカー保証プログラム「Galaxy Care」は「Galaxy S23 Ultra」SIMフリー版でも利用可能で、購入から2年間、画面割れ／水没に対する保証が提供される。

おサイフケータイにも対応
nanoSIM＋eSIMのデュアルSIMに対応
保証プログラム「Galaxy Care」

この「Galaxy S23 Ultra」SIMフリー版の発売にあわせ、Samsungオンラインショップで使える17,000円分のクーポンをプレゼントする発売記念キャンペーンも実施する。キャンペーン対象となる購入期間は6月20日10時の事前購入手続き開始から7月31日23時59分までで、もらえるクーポンの使用可能期間は7月6日10時～8月31日23時59分まで。クーポンは専用ケースなどのアクセサリーの購入のほか、「Galaxy Watch」「Galaxy Buds」「Galaxy Tab」といったGalaxyシリーズ製品の購入にもあてることができる。