フジテレビでは今夏、東京・台場の同局本社屋周辺でリアルイベント『お台場冒険王2023 SUMMER SPLASH!』を開催するのと同時に、メタバース空間でバーチャルイベント『バーチャル冒険王2023』を7月22日~8月27日に実施する。
同局は過去2年、独自アプリ「バーチャル冒険アイランド」で夏イベントを展開。2021年にはビジネス界のアカデミー賞と称される「スティービー賞」で「スティービー・アジア・パシフィック賞金賞」を受賞するなど、メタバース事業に積極的に取り組んできた。
そんな中、今年の夏はフジテレビとコノキュー社がタッグを組み、メタバース空間でのバーチャルイベントを実施する。コノキュー社は、NTTドコモ100%子会社として、XR事業の推進を目的に2022年10月に事業を開始した新会社。バーチャル空間ならではのコミュニケーションを楽しめるマルチデバイス型メタバース「XR World」を運営している。その「XR World」内で『バーチャル冒険王2023』を開催し、リアルとバーチャルの双方で楽しめるイベントを行う。
「XR World」内にはフジテレビ本社屋を中心とした架空の島が作られ、ユーザーはライブ鑑賞、タレントとのコミュニケーション、ユーザー同士の鬼ごっこゲーム、そして『バーチャル冒険王2023』オリジナルの番組放送などを楽しむことができる。中でもリアルとバーチャルをつなぐコンテンツはこのイベントならではの演出となるという。
『お台場冒険王2023』で行われる「めざましライブ」を始めとしたステージコンテンツはバーチャル空間でも視聴することができ(※一部を除く)、バーチャルユーザーはコメント機能を使ってステージ上のタレントに応援メッセージを送ったり、バーチャルならではの演出などでユーザー自身が盛り上げることが可能。タレントがそれに反応するなど、リアルにお台場にいるタレントとバーチャル空間から参加するユーザーの相互コミュニケーションを取れることが『バーチャル冒険王2023』の特徴だ。
『バーチャル冒険王2023』プロジェクトリーダーのフジテレビ・渡邊貴氏は「今年もバーチャルの夏がやってきました!フジテレビの夏のイベントの代名詞である“冒険王”が復活。その豊富なコンテンツをバーチャルでも配信し、全国どこにいてもイベントに参加できます。今年は、NTTドコモさんの子会社・コノキューさんが制作しているXR Worldでバーチャル冒険王として生まれ変わります。ウェブ上でのメタバース体験が可能になったので、いつでも誰でも簡単に参加できるように進化しました。豪華アーティストが集合するめざましライブでは、バーチャルならではの演出を検討中で、会場に来た人も、来られなかった人も2倍楽しめる工夫をしています。また、24時間誰でも簡単に楽しめる“おにごっこコンテンツ”が登場!アバター同士で競い合い、みんなで“冒険王”を目指そう!ぜひ遊びにきてください」とコメントしている。
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