インタースペースが運営する「ママスタ」は、6月19日に「習いごとや家族旅行などの体験格差」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は5月、1,699人の母親らを対象にインターネットで実施したもの。
今回は、子どもの習いごとやクラブ活動、家族旅行などの"体験活動"において他の子育て家庭との格差を感じるときはあるかというアンケートを実施。併せて、体験格差を感じる人にはどのような理由で体験を諦めているかを調査した。
体験格差を感じるときが「ある」と回答した人は8割以上を占め、最多は「ある(諦めた理由:お金がかかるから)」(53.1%)、次いで「ある(諦めた理由:親の時間がない)」(23.7%)、「ある(諦めた理由:その他)」(5.5%)と続いた。一方で「ない」(17.7%)と回答した人は、2割弱という結果に。
体験格差を感じるときが「ある」とし、諦めている主な理由を「お金がかかるから」と回答した人からは、「生活するだけでいっぱいいっぱい。習いごとをさせたいけれど無理」、「子どもが3人。ひとつしかやりたいことさせてあげられない」といったコメントが寄せられた。
諦めた理由を「親の時間がない」と回答した人からは、「共働きなので平日に習いごとは入れられない」、「幼児クラスの習いごとは平日の日中が多く、フルタイムで働いていると通えない」といった意見が寄せられた。また、「休日くらいはゆっくりと休みたい」、「ワンオペ育児で男児2人。時間も気力も体力もない……」などの声も集まった。
体験格差がある理由に「その他」を選んだ人からは、「どこかに行こうとしても子どもが行きたがらない」、「学校生活だけで疲れていて集中力がもたない」など、子どもの事情によって体験がままならないとの意見も。また「離島なので限られたものしかない。させたい習いごともあるけれど、そのために引っ越しはできない」と、住む環境を理由としてあげる人もいた。