Suicaはコンビニでもチャージできることをご存知ですか? 本記事では、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど各主要コンビニでのSuicaのチャージ方法やチャージ可能金額などを解説します。また、コンビニ以外でチャージする方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Suicaをコンビニでチャージする方法
全国にあるほとんどのコンビニでSuicaのチャージが可能で、レジで店員に「Suicaをチャージしたい」と伝えることでチャージできます。一部コンビニではATMでのチャージも可能です。チャージは現金のみ可能で、チャージできる金額はコンビニごとに異なります。カードタイプのSuicaだけでなく、モバイルSuicaもコンビニでのチャージが可能です。
ここからは、Suicaをチャージできるコンビニ別のチャージ方法を紹介します。
セブン-イレブン
セブン-イレブンでのチャージ方法は2種類あります。一つはレジで店員を介してチャージを行う方法です。チャージしたい金額を店員に伝え、現金を支払います。その後、レジのICカードを読み取る部分にSuicaをかざすとチャージ完了になります。
もう一つは、セブン銀行ATMを利用したチャージ方法です。セブン銀行ATMでチャージをする方法については後述します。どちらの方法もチャージできる金額は1,000円単位で、上限額は残高と合計して20,000円までです。
ローソン
ローソンもレジでチャージする方法とローソン銀行ATMを利用する方法の2通りあります。以前はレジのみでしたが、2024 年 1月に導入が始まったローソン銀行新型 ATMからは対応可能となりました。まだ新型ATMに切り替わっていない店舗の場合はレジのみとなるので注意しましょう。
レジでチャージする場合は、チャージ希望の旨を店員に伝えた後、Suicaを電子決済専用の端末に置き、レジのモニターでチャージしたい金額を選択します。チャージ可能な金額は、1,000円・2,000円・3,000円・5,000円・10,000円の5種類です。ローソンにはセルフレジを設置している店舗もありますが、セルフレジでは現金の利用ができないのでチャージできません。
ローソン銀行ATMでチャージする場合は、モニターのトップ画面に表示されている「電子マネー」の箇所をタッチし、専用の読み取り部分にSuicaを置きます。取引内容の選択画面で「チャージ」を選択した後、希望するチャージ金額を選択し、必要な金額分の現金を投入するとチャージ完了です。 チャージは1,000 円以上 から1,000 円単位で可能で、上限額は残高と合計して20,000円までとなります。
ファミリーマート
ファミリーマートでは、レジでチャージしたいことを店員に伝えた後、レジのモニターで希望金額を選択し、専用端末にSuicaをかざしてチャージを行います。
チャージできる金額は、1,000円・2,000円・3,000円・4,000円・5,000円・10,000円の6種類。上限額は残高と合わせて20,000円までです。
NewDays KIOSK
NewDays KIOSKでは500円分からチャージ可能で、金額はその他に1,000円・2,000円・3,000円・5,000円・10,000円から選択できます。営業時間内であればいつでもチャージ可能ですが、セルフレジではチャージできません。
NewDays KIOSKは改札内である「エキナカ」にも店舗が多いので、場所によっては改札を通った後でもチャージできるのが便利です。
ミニストップ
ミニストップも、レジで店員を介してチャージを行うことができます。金額は1,000円単位で自由に選択することが可能です。上限額は他のコンビニと同じく、残高との合計で20,000円までとなります。
デイリーヤマザキ
デイリーヤマザキでもレジで店員を介してSuicaのチャージが可能です。上限は残高と合わせて20,000円までとなります。
NewDays
NewDaysでのチャージ方法やチャージ可能金額は、NewDays KIOSKと同様です。NewDaysも、セルフレジではチャージができない点に注意しておきましょう。
セイコーマート
セイコーマートでは、レジにて店員にチャージしたい旨を金額とともに伝えましょう。金額は1,000円単位で自由に選択でき、上限額は残高と合計して20,000円までです。
コンビニ以外でSuicaをチャージする方法
そのほかに利用可能なSuicaのチャージ方法も紹介します。
駅の自動券売機・多機能券売機
駅に設置されている自動券売機・多機能券売機・のりこし精算機にてSuicaのチャージが可能です。(交通系ICカード全国相互利用のシンボルマークがついたもの)
券売機にカードを挿入したら、モニターでチャージを選択しましょう。チャージ金額の選択画面に変わり、選択後に必要金額分の現金を投入するとチャージが完了します。チャージ金額は、500円・1,000円・2,000円・3,000円・5,000円・10,000円から選択可能です。
そのほか、チャージ専用機・簡易チャージ機を設置している駅であれば、こちらを利用してチャージすることもできます。また、多機能券売機ではSuica定期券の購入時にあわせてチャージも可能で、購入の際にはクレジットカードも利用できます。
セブン銀行ATM
先述したように、セブン銀行ATMでもチャージが可能です。まず、セブン銀行ATMモニターでトップ画面に表示されている「電子マネー」の箇所をタッチし、専用の読み取り部分にSuicaを置きます。利用内容の選択画面で「チャージ」を選択した後、希望するチャージ金額を選択し、必要な金額分の現金を投入するとチャージ完了です。
チャージ金額の支払いは現金のみとなります。カードタイプだけでなく、モバイルSuicaのチャージも可能です。1,000円単位でのチャージが可能で、上限額は20,000円になります。
セブン銀行ATMは、セブン-イレブンだけでなくイトーヨーカドー、そのほか商業施設や駅などに設置されています。ATMの設置場所を確認したいときは、セブン銀行のホームページで検索してみましょう。
クレジットカード
以下の方法でクレジットカードからチャージすることも可能です。
■ビューカード
JR東日本グループのクレジットカード「ビューカード」を利用してチャージが可能です。チャージ方法は以下の通り。
①オートチャージ
オートチャージは、改札の入出場時にSuicaの残額が設定金額を下回っていると自動でチャージされる機能です。自動チャージの金額もあらかじめ自分で設定できます。オートチャージを利用するには、駅に設置されたATM「VIEW ALTTE」にてSuicaとビューカードの連携の設定が必要です。
②多機能券売機
ビューカードのマークが付いた多機能券売機で、ビューカード決済によるチャージが可能です。
③VIEW ALTTE
「VIEW ALTTE」にてビューカードのクレジット決済を利用したチャージが可能です。
④モバイルSuica
モバイルSuicaのアプリにビューカードを登録しておくと、アプリを通してチャージが可能です。
■ビューカード以外のクレジットカード
先述の通り、多機能券売機ではビューカード以外のクレジットカードでも、Suica定期券をクレジットカードで購入するときに限り、あわせてチャージすることが可能です。また、モバイルSuicaの場合は、アプリ内でビューカード以外のクレジットカードでもチャージできます。
JREポイント
貯まったJRE POINTを使ってSuicaへチャージすることも可能です。JRE POINTとは、鉄道の利用やSuica決済・駅ビルでの買い物などによって貯まるポイントプログラムのこと。利用には別途登録する必要があります。
JRE POINTをSuicaにチャージしたい場合は、JRE POINT Webサイトまたはアプリから申し込みを行い、完了後にJR東日本の駅にある自動券売機でチャージ受取操作を行います。
なお、1ポイントにつき1円としてチャージすることが可能です。チャージに利用できるポイントは通常ポイントのみで、期間限定ポイントは利用できません。
まとめ
Suicaをコンビニでチャージする方法について紹介しました。
全国にあるほとんどのコンビニでSuicaをチャージすることができますが、チャージできるのは現金のみとなります。コンビニが近くにない場合や現金以外でチャージしたい場合は、本記事で紹介したそのほかのチャージ方法も参考にしてみてください。