QuickWorkは6月16日、「小売業界における平均年収ランキングTOP10」を発表した。調査は2022年5月~2023年5月、全国500万社以上の企業情報を網羅した同社運営データベース「SalesNow DB」から、小売業企業のデータを抽出・集計した。
小売業界の年収を調べたところ、1位は「クリエイトSDホールディングス」で平均1,182万円だった。東京都・神奈川県・静岡県など関東地方を中心に展開する持株会社で、事業会社はドラッグストアと調剤薬局を運営するクリエイトエス・ディーなど4社で構成されており、神奈川県を中心に地域に密着した事業展開を行っている。
続く2位は、ユニクロやジーユーなどの衣料品会社を傘下にもつ持株会社「ファーストリテイリング」(959万円)。世界のカジュアル衣料品の企業の中での売り上げは、ZARAを擁するインディテックス(スペイン)、H&M(スウェーデン)に次ぐ第3位であり、時価総額は世界1位を誇っている。
3位には「FOOD&LIFE COMPANIES」(865万円)がランクイン。同社グループは、同社及び連結子会社10社で構成されており、国内では「スシロー」ブランドにて直営方式による回転すし店を中心に展開し、海外では韓国、台湾、シンガポール、香港で直営方式による回転すし店を展開している。
以下、4位「イオン」(856万円)、5位「ニトリホールディングス」(835万円)、6位「マツキヨココカラ&カンパニー」(834万円)、7位「ウエルシアホールディングス」(795万円)、8位「アスクル」(776万円)、9位「エイチ・ツー・オーリテイリング」(772万円)、10位「ジンズホールディングス」(768万円)がTOP10にランクインした。