富士山の麓に広がる樹海の一角を、キレイに切り取ったような集落が一つ。樹海に迷い込んだ人々が作った村? 国の極秘実験施設? 秘密結社の隠れ家? いったいココはどこ? 誰が作ったの?
富士の樹海のど真ん中にある集落。何故こんなところに?と疑問に思う程、怪しげな雰囲気に包まれている。しかし想像とは裏腹に住んでいる方々は優しい人ばかりで、民宿に泊まってみると野趣満載の料理が楽しめる何度でも行きたくなる素敵な場所でした。
ここは富士の樹海、つまり青木ヶ原樹海にある精進集落です。1966年9月25日に発生した台風26号の影響で、当時、湖に接した集落が壊滅状態になり、困り果てた村民が樹海内に集団移転したのがこの集落の始まりだったそうです。移転先である富士の樹海で、住民たちが始めたのが民宿経営。現在でも16ヵ所もの民宿が営業しています。それにしてもこの樹海のど真ん中に民宿があるとは! フォロワーたちもこの光景とのギャップに驚いたり、感嘆したり…。
「すげえ初めて見た」「海の上ならぬ、森の中の『出島』…」「オアシスみたいですね! 商店や飲食店等はあるんですか? 」「RPGの村みたいだ」「世の中には色々な場所があるのですねぇ」「素敵 昔だったらこんな離れた集落はホラー要素だけど、現代なら味のある旅行になりそう」「上から見るとこうなってたのか」などなど。投稿者であるSahoさんにお話を伺いました。
■投稿者に聞く
……この集落に行こうと思ったきっかけは?
探検仲間から誘われ一泊二日の樹海探検へ行きました。その際こちらの精進湖民宿村へ宿泊することになりました。
……写真撮影する上で苦労、工夫した点は?
富士山と山麓に広がる青木ヶ原樹海、そしてその中にある精進湖民宿村の三つの被写体をバランス良く収められるよう撮影するのに苦労しました(撮影はDJI mini3pro使用 飛行許可及び法律遵守にて飛行しました)。
……実際に行ってみて感じたことは?
Google mapの航空写真を見て「なぜこんなところに? 」と疑問に思うほど、怪しげな雰囲気を感じていました。しかし想像とは裏腹に住んでいる方々は優しい人ばかりで、民宿に泊まってみると野趣満載の料理が楽しめる何度でも行きたくなる素敵な場所でした。
……他に方にこの場所をオススメするとしたら?
富士の樹海を楽しんだ後、そのまま帰るのではなく、実際に樹海で泊まってみるのはいかがでしょうか?
▼富士の樹海のど真ん中にある集落。何故こんなところに?と疑問に思う程、怪しげな雰囲気に包まれている。しかし想像とは裏腹に住んでいる方々は優しい人ばかりで、民宿に泊まってみると野趣満載の料理が楽しめる何度でも行きたくなる素敵な場所でした。
富士の樹海のど真ん中にある集落。
— Saho@廃墟と街並み (@urbex_34) June 5, 2023
何故こんなところに?と疑問に思う程、怪しげな雰囲気に包まれている。
しかし想像とは裏腹に住んでいる方々は優しい人ばかりで、民宿に泊まってみると野趣満載の料理が楽しめる何度でも行きたくなる素敵な場所でした。 pic.twitter.com/Md6mmMCnh7