FPCは、「未加入者からみたペット保険」に関するインターネット調査の結果を6月15日に発表した。同調査は4月21日〜24日の期間、0~4歳の犬または猫を飼っている、ペット保険未加入者1,012人を対象にインターネットにて実施したもの。

  • 動物病院に行った経験・病院に行ったきっかけ

はじめに、今までに動物病院に行った経験について聞くと7割以上が「ある」(71.6%)と回答。また、「ある」と回答した人に、病院に行ったきっかけを尋ねたところ、「予防接種」(59.5%)と回答した人が最も多く、次いで「病気」(56.0%)、「健康診断」(35.9%)、「ケガ」(26.2%)と続いた。

  • ペット保険についてどの程度理解しているか・保険に入っていない理由

次に、医療費を負担してくれるペット保険についてどの程度理解しているか尋ねたところ、「あまり理解していない」(44.3%)、「まったく理解していない」(9.0%)をあわせて、5割以上の人がペット保険について理解していないことがわかった。

そこで、ペット保険に入っていない理由について質問したところ、「費用が高いから」(58.5%)の回答が最も多く、次いで「メリットが少ないと思うから」(30.5%)、「必要性を感じないから」(21.7%)と続いた。この結果から、半数以上の人が「費用が高いから」という理由で、加入していないことが判明。

  • 今後ペット保険に加入する予定はあるか・加入する際に重要視するポイント

さらに、今後ペット保険に加入する予定はあるか尋ねると、4割近くの人が「ある」(39.9%)と回答した。

ペット保険に加入する予定が「ある」と回答した人に、加入する際に重要視するポイントを聞いてみると、「保険料の安さ」(34.4%)という回答が最も多く、次いで「通院補償の手厚さ」(26.7%)、「入院補償の手厚さ」(12.1%)と続いた。

また、どのような保険があれば利用してみたいかを聞くと、「安くて補償がしっかりしていて、申請が簡単なもの」「経済的メリットがあり、保険範囲が広い保険」「免責がない保険」など費用の安さに加え、ケースに対応した保険が求めてられているとのこと。