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【この記事のエキスパート】
キャンプ/釣りライター:中山 一弘

キャンプ/釣りライター:中山 一弘

青年期に始めた釣り新聞への寄稿を始めとして、サイトAllAboutでのフィッシングガイドを務める。
ほかにも雑誌『Salty!(ソルティ)』やアウトドア系の雑誌やWeb媒体などでの執筆多数。

今も休日には必ず海山湖を駆けまわっている自然派で、あらゆるジャンルの釣りを体験し、季節に合わせて日本中の旬な魚を追っている。
キャンプ用品は、あえて払い下げのミリタリー系ギアで揃えるマニアな一面も。


テントにはドーム、ワンポール、ツールームなどたくさんの種類があります。ソロキャンプやファミリーキャンプなど、用途によってテントの種類も変わります。そこでこの記事では、テントの基本から種類、そしておすすめの商品までを紹介します。

知っているようで知らないテント?

テントと聞くと、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?キャンプやフェス、ピクニックなど、アウトドアの楽しみを象徴するアイテムとして親しまれていますよね。しかし、テントにはさまざまな種類があり、その用途や特性は一概には語れません。

テントは基本的に、一時的な居住空間を提供するための構造物です。素材は防水性や耐風性を持つものが多く、フレームは軽量で丈夫な材料が用いられます。そして、テントの形状やサイズ、特性は、使用する環境や目的によって選ばれます。

例えば、ドーム型のテントは設営が容易で安定性が高いため、初心者におすすめです。一方、ツールームテントは内部が2つの部屋に分かれており、家族でのキャンプに適しています。また、ワンポールテントは中央に一本のポールを立てて設営するため、設営が簡単ですが風に弱いという特性があります。

これらはほんの一例で、テントの世界はもっと深く、広いです。あなたのアウトドアライフをより楽しく、快適にするために、自分に合ったテントを見つけてみてください。

テントの種類

テントは大きく分けて、トンネル型、ドーム型、ワンポール型など、さまざまな種類、形状があります。トンネル型は風に強く、広いスペースを提供します。ドーム型は安定性が高く、設営も容易です。また、テントは1人用から複数人用まで、さまざまなサイズがあります。そして、4季対応型や3季対応型など、使用する季節によっても選ぶべきテントは異なります。あなたのアウトドアスタイルに最適なテントを見つけてみてください。

ここからは、テントの種類とその特徴を解説します。

ドームテント

ドームテントはその名の通り、ドーム(半球)形状のテントで、その形状が風の抵抗を減らし、全方向からの風に対して高い安定性を提供します。設営は比較的容易で、初心者でも扱いやすいです。また、ドームテントは天井が高く、居住空間が広いため、中で過ごす時間が長いキャンプにおいては非常に快適です。さらに、ドームテントは多くの場合、雨天時にも内部が濡れにくい設計になっています。そのため、初めてキャンプを体験する方や、快適さを重視する方に特におすすめのテントです。

ツールームテント

出典:Amazon

ツールームテントは、内部が2つの部屋に分かれているテントで、寝室とリビングスペースを分けることができます。これにより、プライバシーを確保しつつ、共有スペースでのくつろぎも楽しむことができます。また、荷物の整理整頓もしやすくなります。長期間のキャンプや家族でのキャンプに特に適しています。ただし、その大きさから設営には時間と労力が必要となります。また、風に対する耐性や防水性能など、具体的な性能は製品によって異なるため、購入時には詳細なスペックを確認することが重要です。

ワンポールテント(ティピー)

出典:Amazon

ワンポールテント、またはティピーは、中央に一本のポールを立てて設営するテントです。古代のネイティブアメリカンが使用していた形状を模しており、その独特の形状が風景に溶け込みます。設営が簡単で、内部は広々としています。また、中央のポールを囲むように焚火をすることができるため、冬季キャンプにも適しています。ただし、風に弱い点が欠点であり、また、プライバシーを確保するための内部の仕切りがないため、複数人での使用には向いていません。

ソロテント

出典:Amazon

ソロテントは1人用のテントで、軽量でコンパクトな設計が特徴です。ハイキングやバックパッキングなど、移動が多いアウトドア活動に適しています。小さなスペースにも設営でき、自然と一体になる体験を提供します。また、その小ささから風の影響を受けにくく、様々な地形に対応できます。しかし、そのコンパクトさから生じるスペースの制限があるため、長期間のキャンプや大量の荷物を持つ場合には不向きです。

シェルターテント(タープテント)

出典:Amazon

シェルターテントは、日よけや雨よけとして使用するためのテントです。ビーチや公園、フェスティバルなどでよく見かけます。壁がないものが多く、開放感を楽しむことができます。また、設営が簡単で、場所を取らないため、日帰りのアウトドアに最適です。しかし、寝泊まりするためのテントではないため、夜間の保温性や防虫性は期待できません。

ワンタッチテント

出典:Amazon

ワンタッチテントは、その名の通り、一手間で設営できるテントです。フレームが組み込まれており、テントを広げるだけで設営が完了します。時間をかけずに設営したい方や、初心者におすすめです。しかし、その便利さの反面、耐久性や防水性、風に対する安定性などは一般的なテントに比べて劣ることが多いです。

ワンタッチテントの亜種として、袋から出しただけで広がる「ポップアップテント」も最近は人気です。

特殊タイプテント(多用途・個性派)

特殊タイプテントは、一般的なテントの形状や機能を超えた、個性的なデザインや特殊な用途に対応したテントを指します。例えば、ハンモックテントは木に吊るして使用するため、地面の状態を気にせずに設営できます。また、車上テントは車の上に設営することで、地面の不整地でも快適に過ごすことができます。これらのテントは、特定の状況やニーズに対応したい方におすすめです。

ロッジ型テント:

出典:Amazon

ロッジ型テントは、その形状が小さな家(ロッジ)を思わせるテントです。立体的な形状と広いスペースが特徴で、長期間のキャンプや大人数でのキャンプに適しています。内部にはベッドを設置することも可能で、家のような快適さを提供します。また、一部のロッジ型テントには、ストーブを設置できる穴が開いているものもあり、冬季キャンプにも適しています。しかし、その大きさから設営には時間と労力が必要です。また、風に対する耐性や防水性能など、具体的な性能は製品によって異なるため、購入時には詳細なスペックを確認することが重要です。

テントの素材

テントの形状の種類のほかに、テントの素材の違いも見てみましょう。

テントの素材には、ナイロン、ポリエステル、コットン、などがあります。ナイロンは軽くて丈夫であるため、多くのテントに使用されています。一方で、コットンは通気性がよく快適な空間を作り出すことができますが、重くなってしまうため移動式のキャンプには向いていないでしょう。また、ポリエステルは紫外線に比較的強く価格もお手頃であるためフライシートに使用されることも多いです。

ナイロン

出典:Amazon

ナイロンのテントの特徴は、軽くて丈夫なところ。その軽量さから登山用などに使用されることが多いです。また、リップストップ生地(格子状に織り込まれた生地)を使用することで摩擦や摩耗にも強く、耐久性が高いという特徴もあります。ただし、ナイロンは通気性が悪く、雨の日などはテント内部が蒸れやすいのが大きなデメリットの一つです。

ポリエステル

出典:Amazon

ポリエステルのテントは耐久性が高く伸縮性もあり、ナイロンより軽くて丈夫な生地であることが多いです。また、水分を吸収しやすいため、内部が湿気ることが少なく、すぐに乾くのは大きなメリットでしょう。ただし、紫外線には弱いため長期間に渡って使用する場合は耐久性に注意が必要です。

コットン

出典:Amazon

コットンのテント特徴は、通気性がよく快適な空間を作り出せることができることです。また、コットンは丈夫であるため長期間使用する際も耐久性に不安はありません。ただし、重量があるため移動式のキャンプには向いていません。注意点として、コットン自体は水を吸収しやすいため防水加工が必要となりますので気を付けましょう。

テントの選び方

ここまで、さまざまな種類、素材のテントを紹介してきました。このように、沢山あるテントの中から自分にあったテントを探すのは大変です。そこで、テントを探すポイントをお教えしましょう。

・タイプ
・設営方法
・機能性
・構造を確認
・追加アイテムも考慮に入れよう

上記のポイントをおさえることで、より具体的に欲しい機能を知ることができます。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)