ディスコは6月15日、「24卒学生の6月1日時点での就職活動」に関する調査結果を発表した。調査は6月1~5日、『キャリタス就活2024』学生モニターである、2024年3月卒業予定の文系・理系大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)1,221人を対象に、インターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「内定率の推移」を見ると、6月1日時点で81.3%という結果になった。これは前年同時期の23卒学生の数値(76.9%)を4.4ポイント上回っている。

  • 6月1日現在の内定状況

次に、「活動状況の分布」を見ると、就職活動を終了した学生は58.1%だった。就職活動継続者は、「内定あり」「内定なし」を合わせて42.0%である。

  • 活動状況の分布

そして、「内定を得た業界(上位5業界)」を聞くと、すべての項目で「情報処理・ソフトウェア・ゲームソフト」が最も多い。次いで、全体「建設・住宅・不動産」(16.4%)、文系男子「銀行」(16.3%)、文系女子「その他サービス」(17.9%)、理系男子「電子・電機」(30.5%)、理系女子「建設・住宅・不動産」(23.0%)となっている。

  • 内定を得た業界(上位5業界)

さらに、「対面面接とWEB面接の割合」を見てみると、「対面面接」(30.2%)、「WEB面接」(69.8%)だ。しかし「最終面接の受験形式」は、「対面での最終面接」(67.0%)、「WEBでの最終面接」(33.0%)と、最終面接は対面で行う会社が多いことが分かった。

  • 対面面接とWEB面接の割合・最終面接の受験形式

最後に、「未内定者が内定を得る見通し」を尋ねると、「近々内定をもらえる見通しが立っている」(11.4%)、「選考中の企業はあるが、内定が出るかわからない」(53.1%)、「選考中の企業はなく、まったく見通しが立っていない」(16.7%)、「就職以外の道(進学・留年など)を考えている」(18.9%)という結果になった。

  • 未内定者が内定を得る見通し