イギリスの人気オーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』で日本人初の決勝進出を果たしたお笑い芸人のとにかく明るい安村が16日、都内の日本外国特派員協会で会見した。

  • とにかく明るい安村

同番組で安村は、「安心してください、はいてますよ」の持ちネタを英語で披露して爆笑をさらい、準決勝で敗れたもののワイルドカード枠で選ばれ決勝に進出した。

この日の会見では、バスローブ姿で「ハロー!」と挨拶しながら登場し、中央に立つとバスローブを脱ぎ捨て全裸ネタの英語バージョンを披露。「Don't worry I'm wearing」の決めセリフに報道陣も「パンツ!」という掛け声で返すと、満面の笑顔を見せていた。

ネタ後、「ウェルカム トゥ 日比谷! グッドプレイス! 今日は本当にありがとうございます。サンキュー! こんなにたくさんの人に集まっていただくことはなかなかないので感謝しています。サンキューベリーマッチ」と英語を交えて感謝。そして、「ネタ自体は10年ぐらい前からやっているので、日本の皆さんは散々見たネタだと思いますが、新鮮な気持ちで見ていただきたい。とにかく明るくやっていきたいと思います」と伝えた。

また、ネタの裏にある思いを聞かれると「何も考えてない」と笑い、「『ゴット・タレント』ではみんな背景があって、いろんなものを乗り越えてダンスをやるとか歌を歌うとか、感動する人がたくさん出てきましたが、僕だけ唯一、何の背景もないただの裸のおじさんが出てきてやったので、何も考えてないのが逆によかったのかなと思いました」と振り返った。