さわかみ投信は6月12日、「新社会人の夢とお金」に関する調査結果を発表した。調査は5月24日~28日、22〜23歳の新社会人1年目の男女500名を対象にインターネットで行われた。

  • 新社会人のホンネ(夢編)

    新社会人のホンネ(夢編)

調査によると、新社会人59.4%が「自分を推すことが難しい」と感じていることが明らかに。また、推し活経験のある人に対して、「自分への投資と推し活どちらを優先しているか?」と質問したところ、60.3%が「推し活を優先している」と回答。Z世代の社会人にとって、いまや”推し活”が日常のあたりまえとなりつつある一方で、約6割が推しよりも自分の優先順位が下がっていることが明らかに。

さらに、「夢や目標・キャリアビジョンを明確に持っていますか?」と質問したところ、「夢を持っていない」が63.0%、「目標を持っていない」が60.2%、「キャリアビジョンを持っていない」が66.2%という結果に。「将来の夢・目標を持ちたいか?」と聞くと、69.6%が「持ちたい」と回答した。

  • 新社会人のホンネ(お金編)

    新社会人のホンネ(お金編)

次に、お金に対するホンネを調査した。「稼ぐ力に自信はありますか?」と質問したところ、54.0%の新社会人が「自信がない」と回答。また、稼ぐ力への自信のなさや日本経済が良くなる兆しが見えないなか、「現在お金に対して不安がある」と回答した新社会人は8割近くにのぼった。

今回の調査結果を受けて、同社は、“若者たちのお金への不安を払しょくすることで、夢や希望を持ち、自分に自信を持てるきっかけになれば”と、若者の未来・日本の未来の可能性を応援すべく「長期投資家デビュープロジェクト」を始動。現在、2023年度の第一期生を募集している。