JR東海は15日、飯田線の全線運転再開について発表した。飯田線は6月8~9日の大雨で被災し、新城~本長篠間で運転見合わせに。列車の早期運転再開に向けて復旧作業が進められ、6月19日から全区間で運転再開する予定となった。

  • 今月、2度にわたり大雨で被災した飯田線だが、6月19日から全線運転再開できる見込みに

飯田線は6月2~3日の大雨でも被災しており、その影響で豊橋~平岡間を特別ダイヤで当面運転するとしていた。6月19日の全線運転再開後も、豊橋~平岡間の特別ダイヤが継続される。豊橋~豊川間を走る一部の普通列車が全区間運転取りやめとなり、豊橋~本長篠間を走る一部の普通列車も運転区間を短縮。その他、一部区間で時刻が変更となる普通列車もある。

特急「伊那路」(豊橋~飯田間)は6月18日まで全列車で運転を取りやめ、6月19日の全線運転再開後も下り「伊那路1号」・上り「伊那路4号」を運転見合わせとする。下り「伊那路3号」・上り「伊那路2号」は運転されるが、「伊那路2号」は水窪駅から中部天竜駅までの区間と、本長篠駅から豊橋駅までの区間で通常ダイヤと異なる時刻による運転(豊橋駅に12時52分着)となる。