インターネットイニシアティブ(IIJ)は6月15日、同社の光回線インターネットサービス「IIJmioひかり」において、同社からの貸与機器の故障・紛失の際の請求金額を改定することを発表した。7月11日より改定後の金額が適用される。
IIJmioひかりでは、加入者はIIJから回線終端装置(ONU)/VDSL宅内装置/ルータなどの機器をレンタルし、家庭内に設置してサービスを利用する。この貸与機器に故障/紛失があった場合、IIJは加入者に対して一定の金額を請求することと定めており、今回の改定はこの請求額の上限を変更するものとなる。
貸与機器それぞれの紛失・故障の際の請求額は下記のとおり。改定されるのは貸与機器のうち、増設用無線LANカードについての請求額。
貸与機器区分 | 7月10日までの最大請求額 | 7月11日以降の最大請求額 | |
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回線終端装置(ONU) | 14,000円 | ← | |
VDSL宅内装置 | 3,000円 | ← | |
無線LAN対応型ルータ機能付回線接続装置 | 基本装置 | 12,000円 | ← |
増設用無線LANカード | 1,000円 | 2,000円 | |
ルータ機能付回線接続装置 | 基本装置 | 12,000円 | ← |
増設用無線LANカード | 1,000円 | 2,000円 | |
ひかり電話対応ルータ | 基本装置 | 12,000円 | ← |
増設用無線LANカード | 1,000円 | 2,000円 |
なお上記の金額はいずれも請求金額の最大額であり、実際の請求額は紛失・故障に伴いIIJが光回線の提供者であるNTT東西各社から請求された金額となる。またIIJmioひかりのサービスをビックカメラが自社ブランドで展開している「ビック光」についても同様に請求額の改定が適用される。