ストリートアカデミーが運営するまなびのマーケット「ストアカ」は6月14日、「アフターコロナ時代の主婦の副業」に関する調査結果を発表した。同調査は5月19日~25日、主婦464人を対象に、インターネットで実施した。
コロナ禍で新しいことを学んだか尋ねたところ、76.2%が「学んだ」と回答した。学んだことを仕事や副業に活かしているか聞くと、約半数が「実際の仕事や副業に活用している」と答えている。
コロナ禍でどんなことを学んだか聞くと、最も多かったのは「コミュニケーションスキル」で、「資格関連のスキル」「語学スキル」と続いた。
コロナ禍で新しいことを学んだ人に、その理由を尋ねると、「自分磨きを始めたいと思ったから」という回答が最も多かった。次いで「新しい趣味を始めたいと思ったから」、「副業を始めたいと思ったから」となっている。「副業を始めたい」「転職や独立を意識」という回答も多かった。
副業による月間の収入を聞くと、昨年の調査では、収入が「1万円以下」の回答が38%で最も多かったのに対し、今回の調査では「1万円から3万円」の収入が28.2%で最も多く、次いで「1万円以下」(26%)となった。全体的に副業による収入額が増加している。
現在育児中の女性にコロナ禍(2020年3月~2023年2月)と現在の収入を比べ、52%が「収入が増えた」と回答した。増加した要因として、「新しい副業や仕事を始めた」が最も多い。
副業や副収入を得る上での目的について尋ねると、「収入アップ」(72%)が最も多く、「人の役に立ちたい」(64%)が続いた。昨年の調査で「人の役に立ちたい」は46%であったため、大きく増えていることがわかる。
副業で得たお金の使い道を聞くと、73%が「自己投資(スキルアップのための学習、書籍、設備費など)」と答えた。次いで「お小遣いとしての利用」(57.4%)、「生活費の補填」(47.9%)となっている。