APOLLO11は6月9日、「就職活動中の面接・面接での逆質問」に関する調査結果を発表した。調査は5月15~17日、「就職活動中の面接」「面接での逆質問」ともに10~60代以上の就活経験者200人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「面接を受けた際、『この会社には入社したくない』と感じた経験はありますか」と聞くと、「ある」(54.0%)、「ない」(46.0%)という結果になった。
「ある」と答えた回答者に「そのように回答した理由を教えてください」と尋ねると、「面接時に見かけた社員が楽しそうではなかった」、「団体の面接で、面接官の態度が私以外にはにこやかなのに、私には目も合わさず冷たかった」、「面接官が、文系の大学は理系みたいに技術がつかないと思うけど何ができるのと聞いたから」などの回答が集まった。
次に、「面接を受けた際、『ぜひこの会社で働きたい』と思ったことはありますか」と聞いてみると、「ある」(61.0%)、「ない」(39.0%)だった。
「ある」と回答者にその理由を聞いたところ、「10人程度面接官がいて、人柄などがよくわかったから」、「『変わった経歴だね~』ではなく、『おもしろい経歴だね』と言われた時にこの会社で働きたいと思った」、「よくある質問を一切せず、志望者の長所を探そうとしてくれる仏のような面接だったから。二次面接から社長も出てきたが、社長もそんな感じだったので絶対いい会社だと思った」などの回答が集まった。
そして、「面接での逆質問」については、「ある」(45.5%)、「ない」(54.5%)という結果だった。
さらに、「逆質問の内容を教えてください」と聞くと、「女性のキャリアアップについて」(20代女性/会社員・団体職員)、「会社の事業展開について」(40代女性)、「会社に入社するまでに学んでおくといいこと」(30代女性/会社員・団体職員)などの回答が集まった。