マイナビが運営する『マイナビティーンズラボ』は、「2023年上半期10代女子が選ぶトレンドランキング」の結果を6月14日に発表した。調査は4月13日〜5月8日の期間、13歳から19歳の女性696名を対象に行われた。
「2023年上半期10代女子が選ぶトレンドランキング」は、2023年上半期に流行した「ヒト・コト・モノ・コトバ」の4ジャンルについての集計結果を元に発表されている。
ヒト篇においては、「新しい学校のリーダーズ」(25.1%)が1位にという結果に。新しい学校のリーダーズは、パワフルなダンスとキャッチーな音楽、個性的なキャラクターが持ち味の4人組ダンスヴォーカルユニット。TikTokで流行った「オトナブルー」をきっかけに彼女達を知り、歌とダンスなどのパフォーマンスに感銘を受けた10代女子が多いという。
次いで2位には「TAKUTO (トヨナガタクト)」(23.4%)がランクインしている。TAKUTO (トヨナガタクト)は、ABEMAで放送開始したグローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET(通称ボイプラ)」の参加者。オーディションでは惜しくも脱落してしまったが、個性的な自己紹介が話題になった。
3位には、2022年から引き続きランクインしている「高橋文哉」(18.4%)。期間限定で活動していたボーイズグループ「8LOOM(ブルーム)」の活動などにより2023年も人気を博している。
モノ篇の1位になったのは「10 円パン」(34.3%)。元は韓国で売られていた「10ウォンパン」が原型のスイーツ。「大きな10円硬貨の形がかわいい」と10代女子を中心に人気が高まってい る。
2位には、絵柄がゆるくてかわいいと人気のキャラクター「おぱんちゅうさぎ」(23.7%)、3位には、韓国アイドルのような目元を作るメイク方法「束感まつげ」(21.3%)が続いている。
コト篇には、「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(28.6%)が1位に。大人気漫画の実写映画版で、高橋恭平(なにわ男子)と畑芽育のW主演が話題を呼び、人気が急上昇している。
2位は映画化が話題となった「わたしの幸せな結婚」(26.1%)がランクイン。主人公を映画単独初主演となる目黒蓮(Snow Man)、ヒロインを今田美桜が熱演したことでも話題になった。
その他、3位には、"ヒト篇"で1位にランクインした「新しい学校のリーダーズ」の楽曲「オトナブルー」(20.7%)という結果に。
コトバ篇においては、「蛙化、蛙化現象」(48%)が1位に。ずっと片思いしていた男性が振り向いてくれて、両想いになった途端に相手への気持ちが冷めてしまう現象のこと。言葉自体は以前からあったが、インフルエンサーの投稿をきっかけにTikTokで度々話題に出るようになったという。
2位には「トヨナガタクト、トヨナガタクト」(32%)がランクイン。"ヒト篇"3位にもランクインした「TAKUTO(トヨナガタクト)」がオーディション番組に出演した際に自己紹介で用いたフレーズ。本人のことは知らなくても、このフレーズは聞いたことがあるという10代女子もいるほどだという。
3位は、TikTokのファッションコーデ紹介動画で流行したフレーズ「かわちい」(31%)という結果に。