イトーキは6月14日、「首都圏ハイブリッドワーカー調査結果vol.2」を発表した。調査は2022年10月、東京23区にある従業員100名以上の企業に勤務し、週1回以上ハイブリッドワーク(Web会議を実施)するオフィスワーカー2,000人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず「Web会議におけるカメラの基本設定」について聞いたところ、「カメラオン派」(37.9%)、「基本はカメラオフ時々オン」(42.5%)、「どんな時もカメラはオフ」(19.6%)となっている。
また職種別で違いを見たところ、「人事」は6割強がカメラをオンにしていて、他職種より比率が高いことが分かった。逆に「情報システム」はどんな時もカメラはオフという点で他職種より比率が高い。
次に、直近1ケ月にプレゼンのある会議に参加したという回答者1,443人に「自身がWebプレゼンをする機会があるか」聞いてみると、職種別ではやはり人事が他より抜きん出ている結果だった。
次に「Web会議で不便・不満を感じる点」を聞いてみると、「通信品質(途切れや遅延)」が全職種の共通の課題として挙げられた。
さらに、直近1ケ月に自身がプレゼンをする立場でWeb会議に参加した回答者668人に、「Webプレゼンで工夫している点」を尋ねたところ、全職種共通では「話すスピード」「資料の見やすさ」が上位となった。
そして職種別では、人事の「顔映り」(41.9%)、「視線」(37.4%)が他職種より高い比率を示している。