銚子電気鉄道、広島電鉄、スプリング・ジャパン、JR東日本千葉支社、銚子市、日本遺産北総四都市江戸紀行活用協議会(北総四都市協議会)は14日、「100周年のバトン」をつなぐリレーイベントを7月8日に実施すると発表した。イベントの一環で、成田駅から銚子駅まで185系C1編成の貸切列車を運行するツアーも開催される。

  • 成田駅から銚子駅までの貸切列車に使用される185系C1編成のイメージ

広島電鉄と銚子電気鉄道は2022年9月、広島電鉄宮島線の開業100周年と銚子電鉄開業100周年にちなみ、広島電鉄の「KOI PLACE」にて2社連携イベント「100周年を止めるな! ~広電から銚電へのバトンリレー~」を開催。2023年3月にも「KOI PLACE」で「コイプレに千葉がやってくる!」を実施した。

これら広島でのイベントでは、広島~成田~銚子間を電車と飛行機の利用で便利に旅ができることをPRしており、今回開催される千葉でのイベントも、広島~成田~銚子間をつなぐ鉄道・航空の魅力を発信。首都圏の人々に広島を身近に感じてもらうためのPRも実施する。

  • イベントのテーマと参加事業者をイメージしたイラスト

  • 「コイプレに千葉がやってくる!」の様子(3月25・26日開催)

「広電から銚電への100周年バトンリレー」では、広島電鉄の社長が広島市内から広島空港までバトンを持って移動。広島空港でスプリング・ジャパンの社長が合流し、一緒に飛行機で成田空港へ向かう。成田駅でJR東日本千葉支社長が出迎え、185系C1編成の貸切列車で銚子駅へ。銚子電鉄の社長にバトンを渡し、銚子電鉄の貸切列車でゴールの犬吠駅へ向かう。

成田駅から銚子駅まで運行する185系C1編成の貸切列車について、バトンリレー関係者と一緒に乗車できるツアーも設定。貸切列車に特製ヘッドマークを掲出するほか、車内でスプリング・ジャパン客室乗務員によるデモンストレーションや、北総4都市による各市のPRなど実施する。

参加者限定グッズとして、100周年バトンリレー号乗車記念硬券、ヘッドマークキーホルダー、運転記念サボ、銚子電気鉄道特別弧廻手形(7月8日限定)をプレゼント。ツアーの発売額は1万円。180名限定とされ、6月15日12時30分から販売される。ツアーの詳細は銚子電鉄サイトで確認できる。

リレーイベントの翌日、銚子電鉄開業100周年記念イベント「銚電まつり」が行われる犬吠駅前広場にて、広島~成田~銚子間をつなぐ鉄道・航空の魅力を発信するイベント「千葉・銚子に広島がやってくる!」を同時開催(開催時間10~16時)。なお、銚子電鉄はイベント当日の7月9日、すべての乗車を無料とする。