女優の飯豊まりえが主演を務めるABC・テレビ朝日系ドラマ『何曜日に生まれたの』が7月にスタート(毎週日曜22:00~)することが、14日明らかになった。

飯豊まりえ (C)ABCテレビ

今作は、現在放送中の『日曜の夜ぐらいは...』に続くABCテレビ制作の日曜日22時枠ドラマの第2弾。『101回目のプロポーズ』『高校教師』『ひとつ屋根の下』など日本を代表する名作を多数生み出してきた脚本家・野島伸司氏のオリジナル作品で、野島氏にとって5年ぶりの地上波連続ドラマとなる。

今作でプライム帯連続ドラマ初主演を飾る飯豊は、野島氏と『アルジャーノンに花束を』、『パパ活』以来3度目のタッグを組む。飯豊が演じるのは、ある出来事をきっかけに18歳から10年間引きこもり生活を送っている20代無職の女性・黒目すい。ボサボサ髪とスウェット姿、無表情で登場するファーストシーンで新境地を感じさせる。

ラブストーリーか、ミステリーか、人間ドラマか、社会派か。先が読めないストーリーに注目だ。また、謎に満ちあふれた展開と仕掛けで日曜の夜を盛り上げる今作では、自分の誕生曜日で運勢を占う「曜日占い」もドラマの重要なカギに!? 番組公式サイトにも曜日占いコンテンツが用意されている。

コメントは以下の通り。

■飯豊まりえ

――『何曜日に生まれたの』への出演が決まった際の率直な感想は?

脚本の野島伸司さんには十代の頃から、ドラマ『アルジャーノンに花束を』や『パパ活』でお世話になっていました。その中でも『パパ活』は、初めて主演を務めさせていただいた、とても思い入れのある作品です。再び、野島さんやプロデューサーの清水さんにお声をかけていただき、私でいいのですか。と驚いたと同時に、とても光栄に思いました。

――野島さんとのタッグは6年ぶりとなります。台本をお読みになられての感想はいかがですか。 また、野島伸司さんの作品の魅力について、お聞かせください。

野島さんのドラマは、最後まで何が起こるかわからない。今回の台本を読ませていただいても、その印象は変わりませんでした。この台詞の一言の意図は何だろう? と頭を抱えながら読み進めていくと、あの台詞の意味がここで回収されて、明かされるんだ! という発見がたくさんありました。野島さんの頭の中を覗いてみたくなります。

――演じられるのはどのような役どころでしょうか。分かる範囲で教えてください。

私が演じる黒目すいは、ある日をきっかけに引きこもりになってしまうのですが、人の言葉を受け流せない人なのかな。という印象を受けました。それは決して悪い意味ではなく、優しい人、なんだと感じています。

――プライム帯地上波連続ドラマの初主演となりますが、意気込みをお聞かせください。

これまで通り、気負わずに、作品と大切に向き合っていきたいと思います。是非、楽しんでいただけましたら幸いです。

■野島伸司氏

長く閉塞感のあったコロナ禍から、ようやくマスクが取れましたね。今回はそこを踏まえてかなりトリッキーな物語ですが、鮮度の高い若いキャストで、前向きなメッセージを届けられたらと思います。

個人的には普段ドラマを観ない、漫画、アニメ派の視聴者に覗いてもらえたらうれしいです。2次元と3次元を虹をかけて繋げてみたい。

ちなみに、月曜日に生まれました、笑

■清水一幸プロデューサー

日曜10時枠のドラマ第二弾として、『何曜日に生まれたの』を制作します。脚本は野島伸司さんの完全オリジナル。主演は飯豊まりえさんに演じていただくこととなりました。主人公・すいの人物像が固まっていく中で、“この役は飯豊さんに”との思いは、野島さんと完全に一致していたので、快諾をいただいたき感謝しております。

エンターテインメント作品だけでなく、その時々の問題や、さらに“社会的タブー”をも真正面から扱い、世間に衝撃を与え、様々な話題を作り続ける野島さんの描く、新たな“野島伸司ワールド”を、お楽しみいただければと思います。

そこで、美しさと瑞々しさ、快活さを兼ね備えた、飯豊さんがどんな演技を見せてくれるのか? 6年前のドラマ『パパ活』以来の“野島伸司×飯豊まりえ”です!(当時、飯豊さんは19歳!?)

ラブストーリーなのか? ミステリーなのか? 人間ドラマなのか? はたまた社会派なのか? 決めるのは、あなたです! 是非、ご期待ください!! 最後になりますが……「あなたは、何曜日生まれですか?」是非、調べてみてください!