PayPayは6月13日、キャッシュレス決済「PayPay」内で提供している機能「PayPayあと払い」に関する表記を8月1日以降に変更すると発表した。
ミニアプリの表示名は「PayPayカード」に、決済画面での支払方法の表示は「クレジット」にそれぞれ変更され、PayPayあと払いという名称は廃止される。
初期のPayPayあと払い(2020年4月~2022年1月)は実際に後払い機能を提供していたが、現在のPayPayあと払いは一般的に後払いサービスと聞いてイメージするような独自与信によるいわゆるBNPL(Buy Now, Pay Later)ではなく、単にクレジットカードの「PayPayカード」「PayPayカード ゴールド」と接続するだけの機能である。その点では、誤解を避け実態に即した名称変更といえる。
また、名称変更と並行して他社クレジットカードを利用した支払いの廃止も進んでいるため、PayPayアプリ上ではクレジットカード=PayPayカードになることを踏まえた整理とも取れる。