ハルメクホールディングスのハルメク 生きかた上手研究所は6月12日、「シニア女性と孫の関係に関する意識と実態調査」の結果を発表した。調査期間は3月17日~20日、調査対象は55~85歳の女性、有効回答は452人。

  • 孫がいる割合

まず、孫がいる割合を調べると、1人当たりの孫の平均人数は1.2人で、前回(2018年調査)の1.5人から減少していることがわかった。

次に孫とのコミュニケーション手法を聞くと、「直接会う」が最も多く99.2%(前回99.0%)。次いで「電話」が71.1%、「LINEやメール」が57.7%、「zoomなどのオンライン通話」が52.3%と続き、デジタル活用でのやりとりも5割超を占めた。また、前回調査と比べると、「LINEやメール」が10.5ポイント、「オンライン通話」が20.5ポイント増加していた。

  • 孫とのコミュニケーション方法

シニア女性から孫に何かを教えてあげる割合は56.4%、孫から何かを教わる割合は43.6%。孫から教えてもらう内容は、「最近の学校教育・知識」が34.7%、「ゲーム」が30.5%、「アニメ・マンガ」が30.5%、「スマートフォンやパソコンの使い方」が20.9%、「ネットやSNSの情報」が18.4%と続き、孫からデジタル関連の情報を入手している人が多いことが判明した。

  • 孫から教えてもらうこと

この1年間で孫のために使った金額は、平均14.3万円。具体的には、「お年玉・お盆玉」「誕生日や入学・卒業祝」「お小遣い」「食事代」「交通費」「習い事の月謝」「本」「発表会」などが挙げられた。

  • 1年間で、孫のために使った金額