SB C&Sは6月12日、「クリニックでの決済方法に関する調査」の結果を発表した。調査は3月13日〜14日、キャッシュレス決済を利用しており、直近3カ月以内にクリニックで受診をした50代以上の患者441名を対象にインターネットで行われた。
「あなたが直近受診したクリニックで、対応可能だった支払方法を教えてください」と質問したところ、「現金」が90.7%、「クレジットカード」が47.8%、「QRコード決済(PayPayなど)」が10.4%という結果に。
また、クリニックでキャッシュレス決済ができないことに「不便」を感じたことがあるかと聞いたところ、約7割が「何度もある」(47.8%)、「数回程度ある」(21.1%)と回答。具体的にどんなところに不便を感じるのかを聞くと、「事前の現金の用意」が最も多く81.2%。次いで「財布から現金を探す手間」(63.2%)、「受付の混雑」(29.3%)と続いた。
次に、「クリニックでキャッシュレス決済ができないことで、どのような行動変化が起きましたか?」と質問したところ、「キャッシュレス対応しているか事前に調べるようになった」が18.8%、「キャッシュレス対応クリニックを優先して行くことがある」が14.8%という結果に。また、9割近くが「より多くのクリニックでキャッシュレス決済が可能になってほしい」と思っていることがわかった。
さらに、「今後新しくクリニック選びを行う際、キャッシュレス決済が可能かどうかが選択軸のひとつになると思いますか?」と聞くと、半数以上が「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した。