ミニストップでは、6月9日より販売している「ナガノパープルソフト」に合わせて、付属のスプーンを従来のプラスチック製から「食べるスプーン」に変更して提供しています。

  • 「ナガノパープルソフト 食べるスプーン付」店頭にはポップがありました!

脱プラスチックによるエシカル消費を目指し、ミニストップでは2022年5月から「食べるスプーン」の実験を開始しているそう。ユーザーのアンケートでは92.3%が「良い」「どちらかと言えば良い」と回答しているこのスプーンが大々的に展開されます。なお、小麦・大豆アレルギーの方にはプラスチックスプーンも用意しているとのこと。

レジ袋の有料化や紙ストローへの変更など、身近なところでプラスチック製品が減っていきますね。この「食べるスプーン」のニュースをSNSで見かけたときは、「エコなのはいいけれど紙ストローのようにフニャフニャになって食べにくいのでは?」と思いましたが、実際はどうなのでしょうか? 店舗で食べてみた感想をレポートします。

食べ終わる前にフニャフニャになりそうだけど…

「ナガノパープルソフト」(356.40円)を注文すると、「食べるスプーン」がソフトクリームに刺さった状態で渡されました。

  • ナガノパープルソフト 食べるスプーン付

プラスチックの個包装に入って提供されるのかなと思っていたのですが、ポップの写真そのままの状態で渡されます。コーンのソフトクリームだと、片手で持ちながら袋を開けるのは難しいので、刺さった状態で提供されてよかったかもしれません。ちなみにカップの場合も同じように提供されます。

  • もなかの皮みたいな「食べるスプーン」

「食べるスプーン」は、コーンと同じような頑丈なものを想像していたのですが、もなかの皮のような軽い印象。ただソフトクリームがやわらかいので、この「食べるスプーン」でもすくいやすかったです。柄が少し長めなので食べやすく、途中で折れたり割れることもありませんでした。

  • ソフトクリームはやわらかめの食感

ソフトクリームを最後まで食べきった後のスプーンは、水分を吸って多少ふやけてはいますがフニャフニャにはなりませんでした! 先端のほうが少し崩れていますが、食べ切るまでしっかりとスプーンの形状を保っています。

  • ソフトクリームを食べ終えると

最後に「食べるスプーン」を食べてみると、ワッフルコーンに比べて甘くない味わい。コンセプトには「ソフトクリームにもマッチするバター風味」だそうですが、バターの風味は薄めです。スプーン先端は少しフニャフニャでしたが、持ち手の部分は最後までサクサクした食感でした。プラスチック不使用で環境にやさしいスプーンですが、食べ終わった後はコーンに巻かれた紙しか残らないので、食べ歩いた時にゴミが少ないのも便利に感じました。

ミニストップの「食べるスプーン」は「ナガノパープルソフト」(356.40円)、「ナガノパープルミックスソフト」(356.40円)、「ソフトクリームバニラ」(270.00円)に付いてきます。なお「ハロハロ」や「特盛ソフト」はプラスチックのスプーンでの提供となります。気になる方はぜひ食べてみてくださいね!