「恋愛したくない」という感情は誰にでも起こり得るものですが、いざ自分がそうなると思い悩んでしまう方も少なくありません。
そこで本記事では、恋愛したくないと感じる理由やそう感じたときにおすすめの対処法を紹介します。また、「恋愛したくない」と言っている相手を好きになった場合のアプローチ方法も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
恋愛したくないと感じてしまう理由
恋愛したくないと感じてしまう理由は人それぞれです。ここでは、考えられる理由をいくつか紹介していきます。
心身ともに余裕がない
体力的、あるいは精神的に余裕がないことが原因で恋愛したくないと感じることがあります。恋愛する上で、恋人と日々連絡を取り合って定期的にデートすることは欠かせませんが、仕事が忙しく時間や体力がないときは、「仕事で疲れているのに休みの日にデートしたくない」などと面倒くさく思ってしまうものです。
また、悲しいことや落ち込むことがあったり悩みごとを抱えていたりするときも、恋愛する気になれないでしょう。心の余裕がないときには、誰かを好きになる気持ちはなかなか芽生えにくいものです。
失恋したばかり
失恋したばかりのときは、恋愛したくないと感じることがあります。失恋直後は喪失感が強くなり、当分恋愛はしたくないと思ってしまう方も少なくありません。失恋したことで恋愛が億劫になったり、「また恋愛して同じように傷つきたくない」と思ったりすることもあるでしょう。この気持ちは振った側・振られた側どちらも関係なく起こり得るものです。
打ち込める趣味がある
打ち込める趣味を持っていると、恋愛するより趣味に時間を使う方が良いと考えて、恋愛したくないと感じることがあります。他のことに熱中するあまり、恋愛にベクトルが向かなくなるのです。
趣味と一口に言っても様々な種類がありますが、その中でも特にアイドルやタレントなどを好きになる“推し活”にハマると、その人へのドキドキ感が恋愛感情と似ていることで疑似恋愛となり、現実の恋愛に気持ちが向きにくくなると言われています。
結婚したくない気持ちがある
ある程度の歳を重ねると「恋愛イコール結婚」になってくるため、結婚願望がないと、結婚につながる可能性がある恋愛自体も避けてしまう場合があります。
結婚願望がないとなかなか相手も見つかりにくいものです。結婚適齢期の相手と付き合うのに結婚する気が無いのは失礼だという風潮もあるでしょう。そのため、本当は心のどこかで恋愛したいという気持ちが少なからずあっても、トラブルになる可能性があると思うと面倒に感じ、結果として「恋愛したくない」と感じてしまうことがあります。
自分へのコンプレックスが強い
容姿や性格などに強いコンプレックスを抱えていることが原因で、恋愛したくないと感じる場合もあるでしょう。
自分に自信がないと、「どうせ振り向いてもらえない」「好きになられても困るだろう」「付き合ってもすぐ幻滅される」といった恋愛に対するネガティブな気持ちが生まれやすいものです。このような気持ちは、「傷つくくらいなら最初から恋愛しない方が良い」という考えに陥りやすく、恋愛を遠ざけてしまうことにつながります。
恋愛にトラウマがある
過去の経験から恋愛にトラウマを抱えていて、恋愛したくないと感じるケースもあります。例えば相手にひどく傷つけられたとして、「たまたま相手が悪かっただけ」と考えることもできますが、そのように考えられず恋愛そのものに恐怖心を抱いてしまう場合も少なくありません。一度このような気持ちが芽生えてしまうと、克服するのも難しいものです。
1人の時間が大切
1人の時間を大切にしたい、あるいは1人でいることが好きという気持ちから、恋愛したくないと感じている場合もあります。
1人でいることに寂しさを感じたり、常に誰かと一緒にいたいと思ったりする人がいる一方で、自分1人だけで過ごす気楽さ・自由さの方が大切だと考える人もいます。このような気持ちは、「恋愛をすると大切な1人の時間がなくなってしまう」「1人の時間がなくなるなら恋愛なんかしなくて良い」といった考えにつながることがあるのです。
恋愛したくないと感じる場合の対処法
恋愛したくないと感じてしまうことに悩んでいる方も多いでしょう。ここからは、恋愛したくないと感じる場合の対処法を紹介します。
無理に恋愛しない
まず、恋愛したくないと感じているときに、無理に恋愛しようとする必要はありません。焦りから無理やり恋愛をしようとする人も多くいますが、このような気持ちで始めても上手くいかないでしょう。
一時的に恋愛したくないと感じているだけで、時間が経てば恋愛したい気持ちが湧いてくる可能性もあります。自然とそう思えるようになるまで待ってみるというのも一つの方法です。
また、長いあいだ恋愛したくない気持ちが続いている方もいるでしょう。恋愛に関する価値観は人それぞれですが、恋愛は人生において必ずしなければならないものではありません。恋愛しないという選択も一つの生き方です。自分らしくいられるのであれば、あえて思い悩む必要はないでしょう。
じっくり自分と向き合う
心のどこかで恋愛したいという気持ちがあるのに、恋愛したくない気持ちの方が強く、結果として行動できていないという場合、特に思い悩んでしまうのではないでしょうか。
このような場合は、まず自分と向き合って「恋愛したくないと感じる本当の理由」を考えてみましょう。恋愛したくないと感じることには何かしらの理由があるはずです。前述した理由以外にも、さまざまなケースが考えられます。理由がわかれば解決策が見つかるかもしれません。自分の気持ちを整理して、本当の理由を探してみましょう。
友達に相談してみる
相談できる友達がいる場合は、友達に思いきって話してみるというのもいいでしょう。悩み事は、誰かに話すだけでも気持ちが軽くなるものです。また、友達の一言がきっかけで考え方が変わったり、恋愛したいという気持ちに変わったりすることもあるかもしれません。
無理に誰かに話す必要はありませんが、信頼できる人がいる場合は一人で抱え込まずに思いきって相談してみてもいいのではないでしょうか。
仕事に集中する
ひとまず恋愛のことは考えずに、仕事に集中するというのも対処法の一つです。仕事に集中することで恋愛に関する悩みを忘れることでき、気持ちが軽くなる場合があります。
また、仕事に集中することで給料が上がったり昇進したりと、他のメリットにつながる可能性もあるでしょう。これが自信につながり、恋愛する気持ちが湧いてくるかもしれません。
自分に投資する
いずれは恋愛したいけど今は気分じゃない、という場合はそのあいだ自分のために時間やお金を費やしてみるというのもおすすめです。食事・勉強・美容など、自分がリフレッシュできるものに時間やお金を使うと気持ちに余裕が生まれます。
特に精神的な余裕がないことで恋愛したくないと感じている場合、こうすることで恋愛に対して前向きな気持ちが湧いてくるかもしれません。
「恋愛したくない」と言っている相手を好きになったときのアプローチ方法
自分が恋愛したくないのではなく、好きになった相手が恋愛したくないと考えている場合もあるでしょう。この場合、どのように距離を縮めれば良いのか悩んでしまうものです。そこで最後に、恋愛したくないと考えている人へのアプローチ方法を紹介します。
相手の気持ちを尊重する
まずは、相手の気持ちを尊重することが大切です。「恋愛したくない」と感じている相手に対して自分本位でアプローチすると、嫌悪感を抱かれてしまいます。恋愛に対して後ろ向きな状態のときに一度嫌悪感を抱かれてしまうと、その気持ちを覆すことは難しくなるでしょう。
「相手がその気になるまで気長に待つ」くらいの覚悟で向き合った方がいいかもしれません。どうしてもアプローチしたい場合は相手の様子をよく伺い、負担をかけないように配慮しながら慎重に距離を縮めることを心がけてください。
駆け引きしてみる
すでに相手にアプローチしているものの振り向いてもらえていないという場合は、「他に好きな人ができた」などと駆け引きをして相手の気持ちを向けさせるという方法もあります。
自分のことを好きだった人が他の人を好きになったと聞いたときに本当の気持ちに気づく、ということは恋愛でよく起こるケースです。また、急に惜しく感じられて気持ちが向く場合もあります。
ただし、失敗する可能性も高く、恋愛上級者向けのテクニックになるので、恋愛経験の少ない方は避けた方がいいかもしれません。
恋愛したくないと感じる原因を考えてみよう
恋愛したくないと感じてしまう理由や対処法などを紹介してきました。
恋愛したくないと感じてしまうのには、さまざまな原因が考えられます。恋愛は必ずしなければならないものではないので、恋愛したくないと感じたときは無理せず休みましょう。
恋愛したくないという気持ちに思い悩んでいる場合は、まず自分と向き合って何が原因となっているのかを考えてみるのがおすすめです。原因がわかったら、今回紹介した対処法などを参考に解決策を考えてみてください。