タレントの叶姉妹が6日、音楽ストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。「【Fabulous2】#45 結婚の選択。まずはご自身の選択であることを噛みしめる。それでも間違いだと思うなら選択し直す。」の中で、“ママ友”がいなくて悩んでいるという相談者にアドバイスを送った。

叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

2人の息子がいるという36歳主婦の相談者は、「気軽に話したり、相談できる友人がいない」「友人関係を長く続けるのが苦手」だそうで、「一人でいるのは苦じゃないが、子供のお母さん同士で交流している話を聞くとモヤモヤする」と吐露。すると、美香は、「感じたことを素直に言ってくれる飾らなさと、自分の価値観を押し付けない態度を持って接してくれる存在が、私の考える友達というものです。そしてたとえ会えなくても、いつもその愛あふれる心に支えられていると感じることは、とても幸せなことです」という恭子の“格言”を紹介しつつ、「その“友”という存在と、“気軽にしゃべりたい”という方は違う」とキッパリ語った。

また、恭子は、「木だとしたならば、根っこがあって、その根が張り巡らされて。その上の方の葉っぱぐらいのところで、『今日はこうだったの』って言いたいような感じ。お母さん同士でお話をされてる方々は、葉っぱしかない話かもしれませんよね?」と独特な表現でアドバイス。“ママ友”同士の交流は、「かりそめの姿かもしれない」「帰ったら悪口を言ってるかもしれない」としながら、「人様と関わり合いを持つっていうことは、自分自身の寂しさを埋めるだけじゃなくて、いろんなリスクや覚悟が必要だと思う」「悪口ぐらいだったらまだしも、何かの犯罪に関わっているかもしれないような時代になってきましたから。お子さん方のためにも、ご自身のためにも、いろいろ気をつけた方がいい」と説いた。

続けて、美香は、「『今日は何があったね』っていうぐらいのお話をするお友達を作ることに一生懸命になるよりも、やはりお子さんたちに愛情を」「方向性を転換して、お子さんのことをまず、愛情を注いであげて」とメッセージ。その場限りになりがちな“ママ友”との交流よりも、子供に対する愛情が大切だと強調しながら、最後に恭子は、「もっと愛情を差し上げると、本当に充実して。最終的にはご自身で、“こうしておいて本当によかったな”って思える日が、絶対にあると思いますよ」と励ましていた。