アイドルグループ・アンジュルムが9日、NEWシングル「アイノケダモノ/同窓生」(14日発売)の発売記念ミニライブ&お見送り会を神奈川県・横浜ランドマークホールで開催。イベントに先駆け、囲み取材に応じた。

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アイノケダモノについてリーダーの竹内朱莉は「アンジュルムのダンスの中で最難関。“最強アンジュルム”が見れるんじゃないかな」と自信を覗かせ、「莉佳子のインパクトのある表情、表現から始まるところがかっこよくて好きです」と、佐々木莉佳子のパフォーマンスに賛辞を贈った。為永幸音も「肉食系女子の歌詞になっています。『基本中のキホンでしょ?』というパートは個人的な見せ場なので、フー! と盛り上がって頂ければ」と少し照れながらアピールした。

同窓生は、自信のラストシングルとなる竹内自ら「スマイレージの頃からお世話になっているつんく♂さんにお願いしたいと相談しました」と指名し、作詞作曲をつんく♂が手掛けたナンバー。竹内が「久しぶりにつんくさんに書いていただいて、素敵な楽曲に仕上げていただきました。ミュージックビデオでもいつものアンジュルムの一面が見れます」とMVについて話すと、上國料萌衣が「振り入れ用の先生たちのダンス映像を見るだけで涙が出そうでした。ミュージックビデオでもつい泣いちゃいましたね」と振り返り、竹内も「先生も泣いてたよね」としみじみ。橋迫鈴も「真ん中にいる竹内さんに絡みに行く振り付けがあるんですけど、メンバーや竹内さんの愛を感じて踊りながら涙しそうになります」と続いた。

21日に神奈川・横浜アリーナで開催される「ANGERME CONCERT 2023 BIG LOVE 竹内朱莉 FINAL LIVE『アンジュルムより愛をこめて』」公演をもってグループを卒業する竹内。「本当にまだ全然実感がなくて」といい、今は卒業コンサートへの感慨よりも、「“横浜アリーナ公演”が楽しみ。アンジュルムとしては初めてのアリーナ公演なので、単純に楽しみたい気持ちが一番大きいです」と、大きなステージに立てる喜びが勝っていることを明かす。グループとしては初めての会場だが、竹内にとってはハロプロエッグに加入した頃、初めて立った大きな会場が横浜アリーナという縁のある場所だという。「6月22日に入ったので、卒業が6月21日で、ちょうど15年目から新しい道に進めるというのも運命的だなと思います。最初の頃に立った場所に、また自分たちの力で立てるなんて夢のよう」と目を輝かせた。川村文乃も「ずっと夢見てたアリーナに立てる喜びがあって、次に繋げるアリーナ公演になったらいいなと思います。夢はやっぱりアリーナツアーなので!」と大きく夢を掲げた。

卒業を前に竹内は「語れるような歴史のあるグループになったというのはうれしいですし、卒業していったメンバーたちも個々で活躍してるので、私も負けないように頑張りたいと思います」とコメント。最後に改めてシングルについて「今のアンジュルム、10人のアンジュルムの集大成をお見せできるようなシングルになりました。楽曲が完成したときに、私が抜けても大丈夫だと思えたので安心して卒業できますし、これからのアンジュルムが楽しみだなと思います。皆さんにも同じようにこれからのアンジュルムが楽しみだなと思ってもらいたい」と呼びかけ、自身について「書道で世界を目指していきたいという夢があるので、卒業してもアンジュルムのことを外からもっともっと応援できるような力に、存在になれたらいいな」と意気込んだ。