パイオニアは6月8日、「カロッツェリア」ブランドの車載用プライベートモニターを発表した。10.1V型XGAパネル搭載モデルと9V型ワイドVGAパネル搭載モデル、それぞれの2台セットモデルをラインアップする。いずれも7月から発売し、価格はオープン。店頭予想価格は40,000円前後から。
車の後部座席で自分だけの映像を楽しめるプライベートモニター。ヘッドレストのシャフト部に装着した際に、シート周りのアシストグリップや格納式のテーブルなどと干渉しない設計のため、幅広い車種に対応。取付部にはブルーLEDが搭載され、夜間の車内をイルミネーションで演出する仕組みの用意される。
製品バリエーションは、10.1V型ワイドXGAパネルを搭載した「TVM-PW1000II」(店頭予想価格65,000円前後)、その2台セットモデル「TVM-PW1000TII」(店頭予想価格120,000円前後)、9V型ワイドVGAパネル搭載の「TVM-PW930II」(店頭予想価格40,000円前後)、その2台セットモデル「TVM-PW930TII」(店頭予想価格70,000円前後)を用意する。
「TVM-PW1000II」「TVM-PW1000TII」は、ハイビジョン画質の映像再生が可能な10.1V型ワイドXGAパネルで約1,677万色フルカラーに対応。色にじみやざらつきを抑える「3次元Y/C分離回路」も搭載し、RCA入力の映像でも高精細で臨場感のある映像再生が可能とする。
「TVMPW930II」「TVM-PW930TII」は、バックライトに高輝度LEDを採用した9V型ワイドVGAパネルと「アドバンスドシャープネス回路」を搭載し、鮮やかな色彩と奥行感のある映像を再生可能とする。
スマホやメインユニットをHDMI入力に接続すれば、スマホからのミラーリング映像やメインユニットから出力された映像を高画質で楽しめる。また、ヘッドホンを接続すればHDMIソースの音声を楽しめる。
10.1V型モデルの本体サイズはW259.4×H167.0×D127.3mm(モニター部 90度時)、重さは約900g。9V型モデルの本体サイズはW239.5×H143.0×D136.5mm(モニター部 90度時)、重さは約850g。