タイガー魔法瓶は6月8日、新フラッグシップとなる「土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き JRX型」を発表した。発売日は7月21日。

価格はオープン、市場想定価格とラインナップは、5.5合炊きの「JRX-T100」が148,500円前後、3.5合炊きの「JRX-T060」が137,500円前後。カラーはどちらもコスモブラックとムーンホワイトの2色。

  • 土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊きたて>土鍋ご泡火炊き JRX型

  • ムーンホワイト(左)とコスモブラック(右)

JRX型は、2023年に創業100周年を迎えたタイガー魔法瓶が、これまで培ってきた最新技術の粋を集めた、“最高傑作”とうたうフラッグシップモデル。

タイガー魔法瓶の「土鍋ご泡火炊き」は、本物の土を素材とした蓄熱性に優れた本土鍋を内釜に使用した炊飯器。本体底の「遠赤土かまど」が本土鍋に熱をしっかり伝え、高火力と遠赤効果による輻射熱でご飯の甘味をより深く引き出す点が特徴だ。

新モデルのJRX型では、底面に2層IHコイル構造「300℃ WレイヤーIH」を新採用。従来のフラッグシップモデル「JPL-S100」(2022年製)に用いていたコイルより表面積を約160%アップさせ、タイガー史上最高温度である約300度まで炊飯時の温度を高めた。これにより、ごはんの深い甘みと弾けるような粒立ちを実現し、タイガー魔法瓶が理想とするごはんを炊きあげる。

  • 300℃ WレイヤーIH

  • 東北から九州・沖縄まで6地域2ブランドのコシヒカリを炊きわける「産地炊き」機能、各銘柄にあわせた新米のための炊飯プログラムで炊く「新米誉れ炊き」も新しく備えた

このほか、専用の土鍋中ぶたを用いて炊飯空間を小さくすることで、少量のごはんを炊くときでも甘みあるごはんに仕上げる「一合料亭炊き」(JRX-T100のみ)、段階的に圧力を制御して仕上げ時の蒸らし温度を高く維持しながら、ゆるやかに温度変化させてお米の甘みを引き出す「多段階圧力機構」、木製のおひつを手本に開発したご飯の香りと弾力を保つ「おひつ保湿」などの機能は引き続き搭載。

お米の「銘柄巧み炊きわけ」は70銘柄に対応し、アプリと連携することで、新たに発売されたブランド米に対応した炊飯プログラムをダウンロードできる。本体サイズ/重さは、JRX-T100がW282×D366×H219mm/7.5kg、JRX-T60がW257×D332×H205mm/6.2kg。炊飯時消費電力は順に1,080W、750W。

  • 専用アプリ「TIGER HOME」から炊飯予約時間の変更が可能

  • 炊飯器の状態がひと目でわかるように、炊飯(赤色)・保温(橙色)・予約(緑色)と状態に合わせて色が切り替わる「エモーショナルランプ」を装備

  • 毎回のお手入れは、内なべと内ぶたのみ