アメリカ発の家電メーカーVeSync(ウィーシンク)は6月8日、キッチン家電ブランド「COSORI」からコンパクトサイズのノンフライヤー「COSORI Lite2.0L ノンフライヤー」(以下、COSORI Lite2.0L)を発表した。
直販サイトやECサイトで6月15日から順次販売開始し、価格は8,980円。6月15日までは直販サイトにて1,300円オフの7,680円で先行予約を行っている。カラーはブラックとホワイトの2色。
VeSyncは2011年に創立した米国発の家電メーカー。生活便利ツールブランド「Etekcity」、キッチン家電ブランド「COSORI」、空気・季節家電ブランド「levoit」の3つを展開し、2017年に日本進出、2020年12月に香港で上場した。
COSORI Lite2.0Lは、熱風で加熱し食材自体に含まれる脂を使って調理するノンフライヤーの新モデル。一人暮らしや共働き世帯での使用を想定して大幅に小型化した。
既存のモデルには、スマホアプリから本体操作や調理モニターが行えるコネクテッド機能や、よく使う設定を保存しておけるメモリー機能などを搭載しているものもあるが、これらの機能をあえて省き、価格をおさえた点も特徴。
調理バスケット内に入れた食材は、空気を高速で循環させて、全方位から最高205℃の熱風を吹き付ける「360度高速空気循環技術」によって、内部までしっかりと加熱される仕組み。75℃から205℃(5℃単位)の温度調節に対応する。
揚げ物は約大さじ1杯の油で作れる。また、加熱する過程で出た余分な脂を、「クリスパープレート」(食材の下にセットして油を切る役割の板)で最大97%カットしてヘルシーな調理が可能だ。
細かな条件設定をせずに、すばやく加熱温度と時間を設定できるプリセットメニューを4種類(フライ/ロースト/温めなおし/ベイク)搭載。食材の大きさや好みに合わせて、手動での時間や温度の変更にも対応する。本体サイズはW211×D203×H267mm、重さは約2.37kg。定格消費電力は900W。時間の設定範囲は1~60分。