アカリクは6月6日、「理系学生の就職活動に対する意識」に関する調査結果を発表した。調査は4月24日~5月8日、2024年卒の理系学生191人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「既に内定を持っていますか」と聞くと、「まだ内定を持っていない」(41.9%)となり、6割弱の学生が1社以上の内定を持っていた。
次に、「現在の就職活動に対する意識」と尋ねると、「既に就職活動を終えた」(27.7%)、「既に内定先は決まっているが就職活動を続けている」(25.7%)、「就職活動は行なっているが思うように進んでいない」(20.9%)、「既に就職活動をしている」(20.9%)という結果になった。
そして、「企業選びの際に特に重視する項目を教えてください」と聞いてみると、「自信が成長できる環境がある」が最も多く、次いで「給与・待遇が良い」、「研究・専攻が活かせる」、「福利厚生が充実している」と続く。
さらに、「自分のスキルのうち、企業に評価してほしいものを教えてください」と尋ねてみると、「論理的思考力」が最も多く、次いで「専門知識」、「コミュニケーションスキル」、「プログラミングスキル」と続いた。
次に、「現在所属している研究室は就活に対してどのような立ち位置ですか」と聞くと、「就活に理解があり、サポートしてくれる」(31.9%)、「就活に理解はあるが、サポートは受けられない」(59.2%)、「就活をあまり推奨していない」(8.4%)という結果になっている。
最後に、「選考中に後付けで推薦を求められることはありましたか」については、「あった」(16.2%)、「なかった」(83.8%)と、一定数求められるケースがあることが伺えた。