ソフトバンクは6月7日、ワイモバイルブランドの新機種として、モトローラ製のAndroidスマートフォン「moto g53y 5G」を6月29日に発売すると発表した。オンラインストアでの価格は21,996円。他社からの乗り換え(MNP)でシンプルM/Lプランを選択した場合、一括1円で購入できるという。

  • moto g53y 5G

    moto g53y 5G

ワイモバイルではGoogle傘下時代にモトローラが製造した「Nexus 6」の販売実績があるほか、レノボ製のタブレット端末も過去に複数採用されているが、モトローラブランドのスマートフォンの採用は今回が初。

moto g53y 5Gは6.5インチHD+の120Hzディスプレイを備え、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載するミドルレンジスマートフォン。IP52相当の防水・防塵性能を持ち、FeliCaにも対応する。

同時に発表されたSIMフリーモデル「moto g53j 5G」と多くの仕様は共通するが、メモリ容量がSIMフリー版は8GB、ワイモバイル版は4GBとなる。また、インクブラック/アークティックシルバーの2色に加え、ペールピンクがワイモバイル限定色として用意される。

このほか、ワイモバイル版限定の機能として、ロック画面でニュースなどのコンテンツをスワイプしながらサクサク読める「glance」が加わる。対応バンドなどは両モデルで共通だという。

  • カラーはインクブラック/アークティックシルバー/ペールピンクの3色

    カラーはインクブラック/アークティックシルバー/ペールピンクの3色

  • 写真左がアークティックシルバー、右がペールピンク。実機を見た印象としてはピンクと言っても目立つ色ではなく、暖色寄りのシルバーのような色味だった。持つ人を選ばない落ち着いたカラーだ

    写真左がアークティックシルバー、右がペールピンク。実機を見た印象としてはピンクと言っても目立つ色ではなく、暖色寄りのシルバーのような色味だった。持つ人を選ばない落ち着いたカラーだ

  • ワイモバイル版のみに搭載される「glance」機能を設定した状態のロック画面

    ワイモバイル版のみに搭載される「glance」機能を設定した状態のロック画面

  • 表示されるコンテンツは、興味関心のあるカテゴリに絞ることができる

    表示されるコンテンツは、興味関心のあるカテゴリに絞ることができる

moto g53y 5Gの主な仕様は下記のとおり。

  • OS:Android 13
  • SoC:Snapdragon 480+ 5G(2.2GHz×2+1.9GHz×6 オクタコアCPU)
  • メモリ(RAM):4GB
  • 内部ストレージ(ROM):128GB
  • 外部ストレージ:microSDXC対応(最大1TB)
  • ディスプレイ:6.5インチ 1,600×720ドット(HD+)120Hz液晶
  • アウトカメラ:約5,000万画素 F1.8(広角)+約200万画素 F2.4(マクロ)
  • インカメラ:約800万画素 F2.0
  • 通信方式:5G
  • 対応バンド(5G):n3/n28/n77/n78
  • 対応バンド(4G):1/2/3/4/8/11/12/17/18/19/26/28/38/41/42
  • SIM:nanoSIM(1枚)/eSIM
  • Wi-Fi:IEEE 802.11a/b/g/n/ac
  • Bluetooth:5.1
  • バッテリー:5,000mAh
  • 外部端子:USB Type-C
  • 防水/防塵:IPX2/IP5X
  • 生体認証:指紋認証/顔認証
  • その他の機能:FeliCa/NFC対応
  • サイズ:約163×75×8.2mm
  • 重量:約183g
  • カラー:インクブラック/アークティックシルバー/ペールピンク