別府温泉 杉乃井ホテルは7月1日、別府温泉 杉乃井ホテル(大分県別府市)の大展望露天風呂「棚湯」をリニューアルオープンする。
杉乃井ホテルでは、現在大規模リニューアルプロジェクトを進めており、2021年7月にカジュアル棟「虹館」、2023年1月にフラッグシップ棟「宙館」を開業し、2025年1月には「星館」の開業を予定している。このたび、杉乃井パレスに位置する「棚湯」を20年ぶりにリニューアルする。
長年にわたり親しまれてきた「棚湯」は、5段からなる湯船を棚田状に広げており、別府湾や街の夜景、そして晴れた日には、はるか四国佐田岬までを借景にした眺望が魅力の1つ。リニューアルでは、サウナエリアの拡充や升湯、音の湯を新設したほか、脱衣所およびパウダールームを刷新。さらに、浴室の床を上品な石肌の風合いのあるタイルに張り替えるなど、全面的に新しく生まれ変わった。
リニューアル後のおすすめは、包み込まれる贅沢を味わう「樽湯・升湯」。樽湯を刷新し、升湯を新設。楽しみ方にバリエーションをもたせられるように、異なる浴槽の形状・素材を採用した。升湯は、1人や少人数で浴槽に浸る贅沢な時間を味わうことができる。
洞窟湯から「音の湯」へ。音の反響性がある環境を活かし、温泉が50年かけて地球を循環するストーリーを演出。音響演出と変化ある光により没入感に浸ることができる。
また、サウナ室を改修し、ロウリュウサウナへ。照明を落とした室内に、アロマ水による自動ロウリュウと光の演出を行う。さらに、水風呂を新規設置し、外気浴スペースと一体化した。清涼感ある壁面デザインを生かした、心地の良い空間となっている。
渡り廊下は、温泉に向かう際、ワクワクしてもらえるよう、別府公園の竹林を表現したデザインを採用。
脱衣所は神楽女湖しょうぶ園をイメージ。菖蒲のイラストが随所に彩りを添える空間へリニューアル。パウダールームは、洗面台が増え、ゆったりと過ごせるスペースも確保している。地元・みどり牛乳の自動販売機も設置している。(売り切れの場合もあり)
「棚湯」リニューアルオープン同日の7月1日から、全天候型アミューズメントプール「アクアビート」も営業開始する。営業期間は10月1日まで。宿泊客は無料にて利用できる。日帰り利用も可能。