駅探が運営するメディア「駅探PICKS英会話」は、6月5日に語学習得に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は3月17日~18日の期間中、全国1,000人の男女を対象に、語学習得に関するアンケート調査を実施した。なお、そのうちの関東エリアに住む人の回答を取り上げ、考察している。

  • 語学習得に関するアンケート調査を実施

はじめに「もっとも習得したい言語」を尋ねたところ、8割の人が「英語」と答えた。また、20代以下と30代以上を比較してみると、30代以上では、中国語に興味を持っている人が一定数いることも明らかになった。

  • もっとも習得したい言語

続いて、学びたい言語の語学レベルについて質問したところ、30代以降はいずれの年代も7割以上が「初心者レベル」と答えた。一方で、10~20代をみてみると「初心者レベル」と答えた人は半数で、残りの半数は「簡単な会話はできるレベル」もしくは「ビジネスで使えるレベル」と答えていた。

  • 学びたい言語の語学レベル

また、本アンケート調査では、英会話スクールなどの利用経験についても尋ねた。その結果、利用経験がある人は16%。この回答については他のエリアでも同様の傾向がみられるという。

  • 英会話スクールなどの利用経験

次に、英会話スクールなどの利用経験がある人に学び方のスタイルを質問したところ、通学スタイルと答えた人が9割を超えることがわかった。この数字は全国平均(約70%)と比べても高いと言える。

  • 学び方のスタイル

英会話スクールなどの利用経験者に教室を選ぶ際に重視したポイントを聞いたこところ、もっとも多かった回答は「通いやすさ・続けやすさ」で、次いで「料金」、「レッスン人数」という結果になった。他エリアをみてみるともっとも多いのは「料金」で、「通いやすさ・続けやすさ」は2位・3位という結果が多いとのこと。そのため、この結果は関東エリアならではの特徴と言えるという。

  • 重視したポイント

さらに、「スクール選びの際にもっと重視すべきだった点」を尋ねたところ、「料金」より、「通いやすさ・続けやすさ」「レッスン人数」を選ぶ人が多い結果に。同調査はこれらの結果を踏まえると、「関東エリアで英会話教室を選ぶ際には、料金だけでなく、利便性、さらには授業の質などについても重視すべきだということがわかる」と考察している。

  • スクール選びの際にもっと重視すべきだった点