Webマーケティング事業を行っているAPOLLO11は、「面接に対する意識調査」の結果を6月5日に発表した。調査は5月15日〜17日の期間、20代~60代以上の就活経験者200名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、面接で後悔したことがあるかどうか尋ねたところ、「ある」と回答した人は55.5%、「ない」と回答した人は44.5%という結果に。2人に1人が面接で後悔した経験を持っていることが明らかになった。
続いて、後悔が「ある」と答えた人を対象に、どのようなことを後悔したか質問すると、最も多かったのが「緊張しすぎた」で65ポイントだった。次いで「予想外の質問に対応できなかった」が52ポイント、「自己アピールができなかった」が36ポイント、「質問意図から外れた答えをしてしまった」が28ポイント、「応募先の下調べが足りなかった」が26ポイントと続いた。
面接での失敗や後悔の具体的なエピソードについて聞くと、「面接官が本音で話してくれたのでこちらも本音で話しすぎた」「緊張のしすぎで声が小さくなり、ハキハキと喋れず、面接自体も短時間で終わってしまいました」といった声が寄せられた。
緊張しすぎたと答えた人の中には、「緊張から聞かれた質問を整理できず、聞き返す勇気もなく結果的に的外れな回答をしてしまいました」といった経験談も。緊張で話せなくなったことを「失敗」と感じてしまう人が、多いことが明らかになった。