JR東海は5日、台風2号に伴う前線の活発化による大雨で被災し、新城～平岡間が運転見合わせとなっている飯田線について、6月7日から全区間で運転再開すると発表した。豊橋～平岡間については、6月7日から当分の間、特別ダイヤで運転するとのこと。
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飯田線は6月2～3日の大雨で被災したが、6月7日から全区間で運転再開する予定に
飯田線は6月2～3日の大雨により、本長篠駅での線路設備の一部変状に加え、三河東郷駅と平岡駅、金野～千代間で線路内に土砂が流入するなど、複数箇所で被害を受けた。6月3日の時点で豊川～天竜峡間が終日運転見合わせとなっていたが、6月4日に豊川～新城間、6月5日に平岡～天竜峡間で運転再開。残る新城～平岡間も、列車の早期運転再開に向け、復旧作業が進められてきた。
6月7日に飯田線は全線運転再開となるが、豊橋～平岡間は特別ダイヤで当面運転予定。JR東海のサイトにて特別ダイヤの時刻表を公開している。特急「伊那路」は下り「伊那路1号」・上り「伊那路4号」の上下各1本が全区間運休に。運転される上下各1本のうち、上り「伊那路2号」は水窪駅の発車時刻、中部天竜駅の到着時刻を変更し、本長篠駅から豊橋駅まで時刻を10分以上繰り下げる。
豊橋～豊川間で運転される普通列車も、上下各3本が全区間運休に。豊橋～本長篠間の普通列車も一部列車で運転区間を短縮し、上下各1本が新城駅発着、下り1本・上り2本が大海駅発着となる。他の列車も一部区間で時刻を変更する予定。なお、列車の運転再開区間・運転再開日に関して、天候状況等により変更する場合があるとのこと。
