ヤマダデンキは6月2日、ヤマダオリジナルのストレージ故障予測ツール「PC故障チェッカー」を全国のヤマダデンキ店舗で発売した。PC本体や、PCに接続した外付けHDD／SSDの故障を診断したり検知できたりするもので、価格は1年版が3,500円、永年版が5,500円。

  • PC故障チェッカーの特徴

「PC故障チェッカー」はストレージの故障を予測することで、データ消失や修理・データ復旧による経済的リスクを未然に防ぐソフトウェア。デジタルデータソリューションと協業して開発した。USBメモリに内蔵して販売され、PC故障チェッカーをインストールした後は通常のUSBフラッシュメモリとして使える。

故障検知は、デバイスのS.M.A.R.T情報を元して診断する。機器の故障記憶データを解析して、異常の発生したS.M.A.R.T情報を検知。「Level1：正常」「Level2：異常事態になる可能性が高い状態（アラート画面でお知らせ）」「Level3：異常事態（アラート画面でお知らせ）」の3段階で結果を表示する。

Level2／Level3のアラートが出た場合、近くのヤマダデンキに持ち込むことで、修理やPC再購入、データ復旧など、ユーザーが希望する対応を行うという。