大創産業は6月1日から、2025年4月就職希望者の大学生・大学院生などを対象に、小売業への理解や関心を促進し、DAISOならではの店づくりの考え方や仕事の実務を学ぶオンラインインターンシップの参加希望者の受付を開始した。
インターンシップのオンライン開催はコロナ禍にスタートした。居住地を問わず参加しやすく、日程も調整しやすいと好評だったため継続し、今回で4年目となる。過去の参加者からは「実際に商品を作るうえでバイヤーが意識していることが理解できてよかった」「海外と日本の違いが分かり、より興味を持った」などの感想が寄せられている。
オンラインインターンシップは、「【国内店舗版】DAISO店舗運営インターンシップ」「DAISO商品開発を知る!商品開発インターンシップ」「【海外店舗版】DAISO店舗運営インターンシップ ※2022年より実施」「新規事業立案インターンシップ ※2022年より実施」の4コース。すべてDAISOオリジナルとなる。希望者は、関心の高いコースを複数選択できる。
「【国内店舗版】店舗経営者を体験!?DAISO店舗運営インターンシップ」は、チームに分かれシミュレーションワークを通じてDAISOならではの店づくりの考え方・仕事を学び、顧客層と売れ筋の仮説をたてて発注、購買行動を喚起するといった内容。店舗デザインも検討する。
「現役バイヤー直伝!DAISO商品開発を知る!商品開発インターンシップ」は、お題に対して、事前に考案したアイデアをチームで議論し、バイヤーに新商品プレゼンを行うことでDAISOの商品開発を体感するコース。
「【海外店舗版】店舗経営者を体験!?DAISO店舗運営インターンシップ」は、タイのDAISO店舗をモデルとした海外店舗運営ワークショップ。チームに分かれシミュレーションワークを通じて海外ならではの店づくりの考え方・仕事を学ぶことができる。
「DAISOの新たな可能性を見つけ出そう!新規事業立案インターンシップ」は、どういった事業を行っているか、など市場調査などを元に、DAISOだからこそできる新規事業を立案するコース。
実施期間は、6月~9月。対象となるのは、2025年4月就職希望者の大学生・大学院生など。2025年新卒採用エントリーフォームより登録後、その後に案内される内容に従って申し込むことができる。
同社では、このインターンシップの実施を通して、DAISOをはじめとしたビジネスモデルへの理解を深めてもらい、小売業の楽しさを伝えることを目指している。
同社担当者は、「実際の国内外の店舗を例に、客層と売れ筋の仮説を立て発注、店舗デザインを行い売上目標値をめざすなど店舗運営を体系的に学べるかなり難易度の高いワークショップです。また商品開発プログラムに現役バイヤーが参加するのも当社のインターンシップならではの体験です。ぜひ多くの皆さんに、小売業の楽しさを味わっていただきたいと考えています」とコメントしている。